男子テニスのインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は19日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
C・ムーテ(フランス)は世界ランク126位の
J・イズナー(アメリカ)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。この試合の第2セットで放ったムーテのサービスに注目が集まっている。
>>【動画】ムーテが放った背面アンダーサーブ<<世界ランク73位のムーテはこの日、地元アメリカのイズナーと激突。試合はイズナーの強烈なサービスを軸に進み、リターンのムーテがチャンスをものにできるかにかかっていたが、第1セットは1度ブレークを許し追いかける展開になる。
第2セットも先にブレークを許したムーテはゲームカウント2-4の30-15の場面で背面からアンダーサーブを放つ行動に。対戦相手のイズナーも驚いた様子で、リターンを放ったものの、結局判定はフォルト。ムーテは苦笑いを浮かべ頭を抱える仕草を見せた。
試合後にその映像について、SNSを更新したムーテは「彼(イズナー)が良すぎたんだ。(笑)もうどの戦術を試せばいいか分からなくなってたんだ。勝利おめでとう」と解説し、イズナーを祝福した。
勝利したイズナーは準々決勝で第1シードの
T・ポール(アメリカ)と対戦する・ポールは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク434位のE・クイン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・マナリノ(フランス)、第3シードの
U・アンベール(フランス)、第4シードの
M・マクドナルド(アメリカ)、第7シードの
J・トンプソン(オーストラリア)らが8強入りを決めた。
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