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日比野、熱戦制し予選決勝へ

日比野菜緒
日比野菜緒(2022年)
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は11日、女子シングルスの予選2回戦が行われ、予選第32シードで世界ランク139位の日比野菜緒が同151位のM・ビョークルンド(スウェーデン)を6-1, 4-6, 7-6 (10-3)のフルセットで破り、4年連続の本戦出場に王手をかけた。

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3試合に勝利すると、16日に開幕する本戦に出場できるこの予選。日比野は1回戦で世界ランク161位のL・キリコ(アメリカ)を7-6 (7-3), 2-6, 7-6 (10-5)のフルセットで下し、予選2回戦進出を果たした。

この日の第1セット、日比野はファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、わずか27分で先行する。

しかし、続く第2セットでは互いにサービスキープが続くも第9ゲームでビョークルンドに初のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークを許した日比野だったが、第6ゲームでブレークバックに成功。その後、第9ゲームで2度目のブレークを奪われるも直後の第10ゲームでは2度のマッチポイントを凌ぎ、再びブレークバックに成功する。そして第10・第11ゲームで互いにブレークを奪い合い10ポイントマッチのタイブレークに突入。日比野は序盤で6ポイント連取に成功し、2時間14分の激闘を制した。

勝利した日比野は予選決勝で予選第4シードのC・ブクサ(スペイン)(スペイン)と対戦する。ブクサは予選2回戦で世界ランク159位のA・クルーガー(アメリカ)を6-2, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。

今回の予選には女子では日比野の他に本玉真唯内藤祐希土居美咲、男子では綿貫陽介内田海智野口莉央杉田祐一の計8名の日本勢が出場。9日、10日に行われた予選1回戦では日比野、本玉、土居、綿貫、内田、野口、杉田が2回戦に駒を進めた一方で内田と内藤は予選敗退となった。

11日には予選2回戦に駒を進めた日本勢6選手が登場。しかし、土居は試合前に棄権を表明。本玉はストレート負けを喫し予選決勝進出を逃した。

また、16日に開幕する本戦には、男子は世界ランク33位の西岡良仁と同95位のダニエル太郎、女子は同118位の内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。




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(2023年1月11日10時36分)

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