今月２５日から開催する男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン（ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250）は１３日、元世界ランク３位のＤ・ティーム（オーストリア）へワイルドカード（主催者推薦）を与えたことを発表した。

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世界ランク５１位のティームは出場決定を受けてコメント。男子プロテニス協会のATPが公式サイトでそれを紹介している。

「COVID19（新型コロナウイルス）の回復が順調で、数日後には再び試合に出場できるようになると思う。ミレニアム・エストリル・オープンに招待され、ワイルドカードで出場できることに感謝したい」

「この大会については素晴らしい話を聞いているし、ポルトガルに来てプレーすることを楽しみにしている。ありがとう」

２０２０年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）チャンピオンのティームは、先月３０日にSNSを通じて、新型コロナウイルスの検査で陽性反応になったことを報告。そして、７日にはインスタグラムのストーリーズ（24時間で消える投稿）で再検査の結果が陰性だったことを明かしていた。

ティームは３月のエニーテック３６５・アンダルシア・オープン（スペイン／マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー）の１回戦で世界ランク１９５位のＰ・カチン（アルゼンチン）に3-6, 4-6のストレートで敗れ、９ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

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