男子テニスのアデレード国際２（オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250）は１４日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク１４５位の
Ｔ・コキナキス（オーストラリア）が第４シードの
Ｍ・チリッチ（クロアチア）を6-2, 3-6, 7-6 (12-10)のフルセットで破り、決勝進出を果たした。
＞＞大坂、土居ら全豪OP組み合わせ＜＜＞＞大坂 なおみ 1回戦 1ポイント速報＜＜第１セット、第１ゲームでブレークに成功したコキナキス。１３度のアンフォーストエラーを記録したチリッチから第７ゲームでもブレークに成功し先行する。第２セットでは、サービスキープが続くも第８ゲームでブレークを許しセットカウント１－１に追いつかれる。
ファイナルセット、お互いに１度ずつブレークしタイブレークに突入。７度のマッチポイントを掴んだコキナキスが２時間３８分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにコキナキスのコメントを掲載し「こんなのは初めてだよ。正直言って信じられない。ここに出てきた瞬間、試合が始まる前から、ざわめきを感じていた。クレイジーで、今までプレーしてきた中で最高の雰囲気だったよ」と語った。
勝利したコキナキスは決勝で世界ランク５８位の
Ａ・リンデルクネシュ（フランス）と対戦する。リンデルクネシュは準決勝で同１１５位の
Ｃ・ムーテ（フランス）を6-1, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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