国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021（スペイン/オーストリア/イタリア共同開催）は１日、準々決勝が行われ、セルビアがカザフスタンを２勝１敗で破ってベスト４進出を果たした。
＞＞デビスカップの組み合わせ＜＜＞＞【YouTube】苦手な片手バックハンド高い打点を克服、利き腕と逆側がコツ？？＜＜シングルス２試合とダブルス１試合で勝敗を決める今大会。セルビアは世界ランク１位の
Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）を中心に決勝トーナメント進出を果たしてきた。
準々決勝の第１試合、セルビアは世界ランク６９位の
Ｍ・キツマノビッチ（セルビア）が登場し同１８２位の
Ｍ・ククシュキン（カザフスタン）と対戦。第１セットはタイブレークの末に6-7 (5-7)で落としたキツマノビッチだったが、第２セットは２度のブレークを奪い6-4でセットカウント１－１に追いつく。
ファイナルセットでも第２ゲームで先にブレークし第９ゲームでは２度のマッチポイントを握るもこれを決め切れずタイブレークに突入。タイブレークでも先にマッチポイントを手にしたキツマノビッチだったが、ククシュキンの粘りのプレーを前にミスを重ねると逆にマッチポイントを握られる苦しい展開に。最後は５度目のマッチポイントを決められ6-7 (11-13)で力尽きた。最終スコアはキツマノビッチの6-7 (5-7)，6-4，6-7 (11-13)で試合時間は３時間１８分。
あとがなくなったセルビアは第２試合にジョコビッチを投入。世界ランク３６位の
Ａ・ブブリク（カザフスタン）とのエース対決となった。
ジョコビッチはブブリクに１２本ものサービスエースを決められたものの１１度のブレークチャンスを作りそのうち２度成功。自身はサービスゲームでブレークを与えることなく6-3，6-4で快勝し、１勝１敗に追いついた。
最終試合のダブルスにはジョコビッチがＮ・カシッチ（セルビア）とペアを組み再び登場。
Ａ・ゴルベフ（カザフスタン）/ Ａ・ノドイェソフ（カザフスタン）組を6-2，2-6，6-3のフルセットで破り熱戦に終止符を打った。ジョコビッチは準々決勝でシングルス１時間１８分、ダブルスで１時間３９分の合計２時間５７分試合を行った。
セルビアは準決勝でクロアチアと対戦。
Ｍ・チリッチ（クロアチア）や
Ｂ・チョリッチ（クロアチア）らを擁するクロアチアは準々決勝で、
Ｊ・シナー（イタリア）らのイタリアを２勝１敗で下しての勝ち上がり。
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