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女子テニスツアーのＨＰジャパン・オープン（日本/大阪、賞金総額２２万ドル、ハード）は１２日シングルス準々決勝４試合が行われ、土居美咲（日本）が第７シードのＣ・シーパース（南アフリカ）を2-6, 6-1, 6-3 の逆転で下し、自身初となるＷＴＡ大会でのベスト４進出を決めた。

今大会日本人で唯一１回戦を勝ち上がった世界ランク１２３位の土居は、同５８位のシーパースとの対戦で、立ち上がりペースがつかめなかった。第１セット、自身のサービスゲームで３度ブレークされこのセット失う。

第２セット、息を吹き返してきた土居はペースを掴み、逆に３度のブレークを奪うと一気にこのセットを奪い、第３セットへ。

第３セット、自身のサービスゲームを１度ブレークされるも、逆に７度のブレークポイントを奪いそのうち３度のブレークに成功。１時間３７分でシーパースを下し、ＷＴＡツアーで自身初となる準決勝進出を決めた。土居は準決勝で、Ｈ・ワトソン（英国）と対戦する。

世界ランク７１位のワトソンは、同ランク７３位のＰ・パルメンティエ（フランス）とのブレーク合戦となった試合を接戦で制し、こちらもＷＴＡ大会初となる準決勝進出を１時間５７分で決めていた。ワトソンはクルム伊達公子（日本）と組んでいるダブルスでもこの日準決勝進出を決めている。

土居とワトソンは２０１１年に２度芝とハードコートで対戦しているが、その２度ともワトソンが勝利している。

この日行われた試合結果は以下の通り。

Ｓ・ストザー（オーストラリア） (1) ○-× Ｊ・ハンプトン（アメリカ） 6-2, 6-4
土居美咲 ○-× シーパース 2-6, 6-1, 6-3
Ｋ・チャン（台湾） ○-× Ｌ・ロブソン（英国） 6-4, 3-6, 7-6(4)
Ｈ・ワトソン ○-× Ｐ・パルメンティエ 7-5, 6-3

今大会の優勝賞金はシングルス３万７０００ドル、ダブルス１万１０００ドル。