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アザレンカ、シャラポワ、ウォズニアキが2回戦へ◇チャイナ・オープン女子

女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額482万8050ドル、ハード)は大会3日目の1日、シングルス1回戦残り7試合と2回戦4試合が行われ、世界ランク1位で第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)、同ランク2位で第2シードのM・シャラポワ(ロシア)、元世界ランク1位で第10シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が揃って初戦突破を果たした。

アザレンカはA・コルネ(フランス)を6-1, 6-0の圧勝で、シャラポワはS・ハレプ(ルーマニア)を7-5, 7-5で、ウォズニアキはC・シーパース(南アフリカ)に7-5, 6-7 (6-8), 6-2の接戦を強いられたが、いずれも勝利をものにし2回戦進出を決めた。

アザレンカのサービスゲームで始まったこの試合、第1セットの第1ゲームでいきなりブレークをコルネに許したアザレンカは、不安な出だしだった。先週行われた東京での東レPPOでは体調不良から大会を途中棄権していた。

「ここ数日は全く練習が出来ない状態だった。コートに立ったら良いプレーが出来ないかも知れないと分かっていた。とにかく自分のリズムを作ろう、環境に慣れようと必死にショットを打っていた。第1ゲームは落としたものの、その後は段々良い反応が出来始め、全てのことが上手くいくようになった。」

と語るアザレンカは、この日一度リズムを掴んだら手に負えなかった。その直後にコルネからブレークバックに成功すると、一気に12ゲームを連取してわずか66分の快勝でコルネを一蹴した。半年しか誕生日が違わない両者ながら、これがWTAツアーでの初対戦だった。

「彼女(コルネ)はとても粘り強い選手だとは知っていたし、相手を振り回して来る選手だと分かっていた。目の前のポイントに集中して、積極的なプレーでチャンスを物に出来た。しっかりポイントを決め切る事も出来たし、自分が持っていたリズムを変えられないように努めていた。」

アザレンカは元世界ランク11位のコルネの印象を語り、試合では一度も気を緩ませずにプレーしていた事を明かした。2回戦でアザレンカは、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-3, 5-7, 6-2のフルセットで下したS・リシキ(ドイツ)と対戦する。過去2度対戦している両者は、いずれもアザレンカに軍配が上がっている。

第2シードのシャラポワはハレプに、いずれのセットも先にブレークを奪ってリードしながら中盤で追い付かれる展開を強いられたものの、終盤で再び集中を増して1時間52分のストレート勝利を飾った。

第1セット、先にリードしたシャラポワはブレークバックを許し、ゲームカウント4-5とハレプに逆転を許してしまう。直後のコートチェンジの際にシャラポワは、オンコート・コーチングを要求した。

「そんな時にコーチからいつも、しっかり戦い続けろと言われるの。ちょっと集中を切らしているだけ。試合の序盤は良い立ち上がりをしていたし、その勢いを取り戻せないはずがないって。」とその時に受けたアドバイスを説明していたシャラポワは、そこから3ゲーム連取して第1セットを先取する結果となった。

「2セットとも先にブレークに成功してリードしていたけど、彼女(ハレプ)に挽回されてしまった。それでも今日の試合の良い点は、その後に再び集中を取り戻して試合に勝つ事が出来た事。彼女が途中でどんなに良いプレーをして挽回して来たかは問題じゃない。こうして結果的にストレートで勝つ事が出来てとても嬉しい。」と、勝利の喜びを語っていた。

シャラポワは2回戦でS・シルステアと顔を合わせる。シルステアはこの日、S・アービッドソン(スウェーデン)を6-2, 6-3で倒しての勝ち上がり。

一方、ウォズニアキはシーパースに接戦を強いられた。第2セットのゲームカウント6-5で1度、その後のタイブレークで2度と、合計3度のマッチポイントをシーパースに握られながらフルセットの接戦に持ち込まれたウォズニアキ。

「第2セットでは何度かマッチポイントを握っていて、ストレートで勝てそうだった。それを逃してファイナルセットへもつれても、冷静になってしっかり戦い抜こうと言い聞かせてそのセットはプレーしていた。第3セットは彼女(シーパース)よりエネルギーが残っていて、自分を信じてプレーが出来たんだと思う。大切な事はこうして勝利をものに出来た事。」

とウォズニアキは勝敗を決める大切な第3セットを冷静にプレーが出来た事を語っていた。2回戦でウォズニアキは謝淑薇と対戦する。

この日行われた2回戦では、第4シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)が敗れる波乱に見舞われた。その波乱を演じたのはC・スアレス・ナバロ(スペイン)で、クヴィトバを6-3, 6-2のストレートで退けた。

この日のクヴィトバは明らかに動きに制裁を欠いていた。右足にテーピングを施してコートに現れたクヴィトバは、足に違和感を感じていたのか、時折痛みで顔をしかめる場面が見られたり、試合の序盤からストレッチする仕草を見せていた。

「きっと足の具合が悪いのだと思っていた。彼女(クヴィトバ)に取ってはアンラッキーなこと。」とスアレス・ナバロは、クヴィトバの状態を把握していた。

そんな動きに制限があったクヴィトバは、力強いサーブでポイントを取るしかなかった。「本当にすごいサーブを打ってきた。それにはかなり手こずらされた。」とスアレス・ナバロは試合を振り返っていた。

スアレス・ナバロは準々決勝進出をかけて3回戦でJ・ヤンコビッチ(セルビア)M・ニクルスク(ルーマニア)の勝者と対戦する。

また、元世界ランク1位で第11シードのA・イバノビッチ(セルビア)は敗戦目前からの逆転でV・レプシェンコ(アメリカ)を4-6, 7-5, 6-1で下して、辛くも3回戦へ駒を進めた。

第1セットをレプシェンコに奪われたイバノビッチは、第2セットでもゲームカウント3-5とリードを許しており、続く自身サービスゲームでは15-40と2本のマッチポイントを握られていた。

しかしそれをしのいだイバノビッチは、続くゲームでレプシェンコからブレークバックに成功すると、第2セットを奪い返し試合を振り出しに戻した。

流れを掴んだイバノビッチは第3セットでは、落胆したレプシェンコを攻め立て、そのセット1度ブレークを許してものの、3度あったレプシェンコのサービスゲームを全てをブレークし、2時間9分の逆転で勝利を飾った。

3回戦でイバノビッチはR・オプランディ(スイス)と予選を勝ち上がったC・ジョルジ(イタリア)の勝者と対戦する。

また今大会のダブルスにはクルム伊達はコルネとのペアーでエントリーしており、2日に行われる1回戦で第7シードのA・グローネフェルド(ドイツ)/ K・ペシュケ組と対戦する。

この日行われた試合結果は以下の通り。

【1回戦】
V・アザレンカ (1) ○-× A・コルネ, 6-1, 6-0
M・シャラポワ (2) ○-× S・ハレプ, 7-5, 7-5
C・ウォズニアキ (10) ○-× C・シーパース, 7-5, 6-7 (6-8), 6-2
S・リシキ ○-× A・メディーナ=ガリゲス, 6-3, 5-7, 6-2
S・シルステア ○-× S・アービッドソン, 6-2, 6-3
L・アルアバレナ(スペイン)=ベシノ ○-× 鄭潔, 6-2, 6-4
P・エルコグ(スロベニア) ○-× A・パブリュチェンコワ(ロシア), 5-7, 6-4, 3-0 (途中棄権)

【2回戦】
C・スアレス・ナバロ ○-× P・クヴィトバ (4), 6-3, 6-2
A・イバノビッチ (11) ○-× V・レプシェンコ, 4-6, 7-5, 6-1
E・ヴェスニナ(ロシア) ○-× T・パスゼック(オーストリア), 7-6 (7-5), 6-2
S・ポン(中国) ○-× Y・シュウェドワ(カザフスタン), 5-7, 7-5, 6-2

今大会の優勝賞金は、シングルスが84万8000ドル、ダブルスが29万800ドル。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年10月2日11時22分)

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