男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は26日、公式サイトを更新し、世界ランク19位のJ・メンシク(チェコ)と同28位のL・ティエン(アメリカ)の出場権獲得と、昨年王者で同24位のJ・フォンセカ(ブラジル)の欠場を発表した。
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同大会は12月17日から21日にかけて開催され、20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位8選手が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチで、2017年から新型コロナウイルスの影響を受けた2020年を除き過去7度開催されている。
初代チャンピオンはチョン・ヒョン(韓国)で、以降はS・チチパス(ギリシャ)、J・シナー(イタリア)、C・アルカラス(スペイン)、B・ナカシマ(アメリカ)、H・メジェドビッチ(セルビア)、昨年はフォンセカが優勝している。
20歳のメンシクは3月に開催されたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」初の決勝進出を果たすと、決勝ではN・ジョコビッチ(セルビア)を破りツアー初優勝。シーズンを通じて白星を重ね、世界ランキングでもトップ20に入っている。
一方、19歳で昨年の同大会で準優勝を飾っているティエンは、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入りし、今月行われたモーゼル・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)ではツアー大会で初のタイトルを獲得。今季は世界ランキングでトップ10の選手から5勝を挙げるなど目覚ましい活躍をみせた。
メンシクとティエンの出場権獲得により残りの出場枠は6となった。
なお、同日には同大会への出場をかけた「RACE TO Jeddah」で2位につけていた昨年王者であるフォンセカが負傷により欠場することも発表されている。
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