西岡良仁、錦織と試合「やりたかった」

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会見に臨んだ西岡
画像提供:tennis365.net

男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)は28日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク59位の西岡良仁は第6シードのH・ルーネ(デンマーク)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、初のベスト8進出とはならなかった。試合後の会見では「このクオリティの彼になかなか勝ち切るのは難しいかなと思いました」と語った。

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今大会、西岡は世界ランク21位のF・オジェ アリアシム(カナダ)との3時間を超える死闘の末に勝利して初戦を突破した。

この試合、ルーネの強烈なサービスに苦しんだ西岡は第1セットだけで9本のサービスエースを決められるなどリターンで苦戦。サービスゲームでは2度のブレークを許し先行される。第2セットでは第3ゲームでブレークされるも、第8ゲームでこの試合初のブレークに成功しイーブンにする。しかし、直後の第9ゲームではラブゲームでのブレークを許し1時間7分で力尽きた。

試合後の会見に登場した西岡は「今日の試合はスタートから彼がすごい良かったです。このクオリティの彼になかなか勝ち切るのは難しいかなと思いました。第1セットのファーストサービスが89パーセントでしたし、第2セットも70パーセント以上だったので、トータルでみたら約8割がファーストサーブだったと。男子テニスで彼のような良いサーブを持った選手が8割も入れてくるとなかなかチャンスがないですし、今日はリターンも良くてアンフォーストエラー少なかったので、僕が悪かったというよりは彼が良かった日だったのかなと思います」とコメント。

勝利したルーネは準々決勝でワイルドカードで出場している世界ランク200位の錦織圭と対戦する。錦織は2回戦で同20位のJ・トンプソン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

ジャパン・オープンの準々決勝で錦織との日本人対決の可能性があったことについて西岡は「錦織選手はやりたくなかったと思いますけど、やっぱり見たい人多かったと思いますし、やりたかったです。でも、ルーネが強すぎたっていうのがありました。さっきロッカールームで会って、圭くんにも敵討っといてくださいって言いました。いつか(日本人対決の)チャンスがあればいいなと思います。なかなか無いですし、ドローの組み合わせもあるので、残念ではありますけど相手も相手だったんで仕方がないかなと思います」と話した。

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