西岡 3時間死闘の末に予選敗退

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アカプルコでの西岡良仁
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は4日、シングルス予選1回戦が行われ、予選第3シードの西岡良仁は世界ランク139位で19歳のシャン・ジュンチェン(中国)に6-4, 6-7 (12-14), 3-6の逆転で敗れ、予選敗退となった。

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2試合に勝利すれば本戦入りすることが出来るこの予選。

28歳で世界ランク72位の西岡が同大会に出場するのは予選も含めると4年連続8度目であり、最高成績は2017年と2019年の16強。昨年は初戦となった2回戦でC・ガリン(チリ)に敗れている。

シャンとは昨年9月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)1回戦で1度顔を合わせており、この時は西岡が5-7, 7-5, 6-1の逆転で勝利している。

この日の第1セット、西岡は開始からブレークチャンスを掴むと第3ゲームでブレークに成功。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得しブレークポイントを与えず先行する。

続く第2セット、反撃に出るシャンに開始からブレークポイントを握られらた西岡。第2ゲームでは2度凌ぐも第4ゲームでは3度目をものにされブレークを許しゲームカウント1-4とリードされる。そして第6ゲームでもブレークポイントを握られた西岡だったが、これを凌ぐと直後の第7ゲームでブレークバックに成功する。

その後、西岡は第10ゲームで1度、第12ゲームで2度、計3度のセットポイントとなるブレークポイントを握られるも凌ぎタイブレークに突入。しかし、タイブレークで西岡は5本のマッチポイントを活かせず、シャンに4度目のセットポイントをものにされ1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークを許した西岡。その後のリターンゲームではブレークバックのチャンスを掴めず、第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、3時間3分に及ぶ死闘の末に力尽きた。

勝利したシャンは予選決勝で予選第18シードのM・モウ(アメリカ)と世界ランク147位のF・バグニス(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。

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