シナー 相手棄権で大会初16強

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ヤニック・シナー
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男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日、第10シードのJ・シナー(イタリア)と世界ランク36位のM・キツマノビッチ(セルビア)のシングルス2回戦が行われたが、7-5, 3-1の時点でキツマノビッチが棄権を表明したため、シナーが大会初のベスト16進出を果たした。

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21歳のシナーは先月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)で今季初優勝。今大会の1回戦では予選を勝ち上がった世界ランク75位のT・コキナキス(オーストラリア)を逆転で下して勝ち上がった。

この試合の第1セット、ファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得したシナー。序盤で互いに1度ずつブレークを奪い合うと第12ゲームで6度目のブレークチャンスをものにし、先行する。

続く第2セットではシナーが序盤で3ゲーム連取に成功。ゲームカウント3-1とリードした時点でキツマノビッチが棄権を表明し、1時間15分で終了した。

シナーは3回戦で第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは2回戦で世界ランク20位のA・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第6シードのA・ルブレフ、第9シードのC・ノリー(イギリス)、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)らが16強に駒を進めている。




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(2022年8月18日11時09分)
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