バドサ 今季初Vで全豪へ弾み

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優勝を果たしたバドサ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、WTA500)は15日、シングルス決勝が行われ、第5シードのP・バドサ(スペイン)が第3シードのB・クレチコバ(チェコ)を6-3,4-6,7-6 (7-4)のフルセットで破り、今季初優勝を果たした。

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決勝戦の第1セット、バドサは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。クレチコバのブレークを1度に抑え、先行する。

第2セットを落としたバドサは迎えたファイナルセット、第2ゲームで先にブレークするも直後の第3ゲームでブレークバックを許しそのまま終盤へ。タイブレークでは先にバドサがミニブレークされる展開となるが、中盤で4ポイントを連取し逆転。2度目のマッチポイントを決め切り、2時間22分の熱戦を制した。

試合後の会見でバドサは「物凄くエキサイティングな試合だった。決勝戦としてふさわしいレベルだったと思う。素晴らしい1週間で素晴らしい決勝だった。とても幸せ」と語った。

「細部が勝敗をわけた。ちょっとしたミスで1ポイント、2ポイントになった。このような試合ではその1点が大きい。非常に高いレベルで戦えたこと、そしてそれを最後までできたことが良かった。クレチコバとはほぼ同じタイミングで世界ランクトップ100に入って、同じタイミングでトップ10に入ってきた。そんな選手と決勝で戦えるのはうれしいし、そもそも戦えるのがうれしいの」

キャリア通算3勝目をあげた24歳のバドサは17日付の世界ランキングで自己最高の6位となることが確定。同日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は優勝候補の1人として臨むこととなる。

全豪オープンでは17日に1回戦が組まれており、バドサは初戦で世界ランク45位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)と顔を合わせる。

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(2022年1月16日8時46分)
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