男子テニスで世界ランク４７位の錦織圭は４日、グローバルアンバサダーを務めるユニクロの「UNIQLO LifeWear Day 2021 -テニスとサステナビリティ- with 錦織 圭」に登壇し、ジュニア選手らとラリー戦をするなどアドバイスを行い交流した。錦織が公の場でボールを打つ姿を見せるのは１０月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）以来 約２カ月ぶりとなる。

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このイベントは第１部「PLAY テニスプログラム『テニピン』に錦織選手と挑戦」、第２部「THINK サステナビリティについて考えよう」、第３部「CHALLENGE 錦織選手が選抜ジュニアを本格指導」の全３部で構成され、約４時間のイベントとなった。

小さなコートで手全体にラケットをはめスポンジボールを使用する「テニピン」を抽選で選ばれた約３０名の小学生らと体験した錦織は「テニピンを通じてテニスを好きになってもらえたらいいなと思いました」とコメント。その後の第２部ではサステナビリティについて小学生たちと一緒に授業を受けた。

そして第３部では選抜された９名のジュニア選手を本格的に指導。約１時間にわたりストロークの打ち方やクセ、テイクバックなど１人ひとりにメッセージを送った。最後にはジュニアらとポイント制で対戦。開始前に錦織は「２週間ぶりに打つんでミスするかもしれないですがお願いします」と語った。

すべてのプログラムが終了したあと、錦織は子どもたちに「ユニクロさんとこうやってコラボレーションして服の大切さだったりテニスの楽しさを今日感じてもらえたと思うので、まだまだ友だちと遊べなかったりつらい時期があると思うけど、もうちょっとしたら良くなるはずなので、みんなで頑張りましょう」と語りかけた。

錦織はBNPパリバ・オープンで敗れて以来、負傷の影響で公式戦に出場できず先月２日に今季終了を宣言。今後は１月から始まる２０２２年シーズンに向け準備を進めることになる。

テニピンを体験

ジュニア選手を指導

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