全仏OP 1日最大1万3千人が入場

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全仏オープン
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フランステニス連盟(FFT)は12日、今月30日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の入場制限やナイトセッションの開始時間など、新型コロナウイルス感染拡大防止に基づいたプロトコルを発表した。

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全仏オープンは4月、本来5月23日から本戦が開始される予定のところを1週間延期し、5月30日開幕にすると発表。これはフランス政府が決定した新型コロナウイルス感染拡大防止に関する規定から下された決断だった。

FFTはこの決定に基づく更なる規定を公表。会場における入場制限や入場者のルール、ナイトセッションの開始時間などを発表した。

24日から行われる予選に関しては、無観客で開催し、30日から6月8日までの本戦1週目は1日あたり5,388人の観客が入場。また、センターコートであるフィリップ・シャトリエやコート・スザンヌ・ランラン、コート・シモーネ・マテューなどの大型スタジアムは各最大1,000人までの収容制限がかけられる。

6月9日からの大会2週目では、コート・フィリップ・シャトリエで5,000人。翌10日を含む2日間は会場全体で1日13,146人までの収容となる。9日から大会最終日である13日までの5日間は試合数の減少が見込まれ、大型スタジアムでの試合が主となるため、各コート最大5,000人まで入場できるとした。

コート・フィリップシャトリエで行われるナイトセッションに関しては、フランス政府の夜間外出禁止令が発令中のため、開催期間の多くが無観客で開催。しかし、現時点では外出禁止の制限が6月9日に緩和される見通しのため、同日以降は20時から5,000人収容までの規模で有観客で開催されることとなった。

また、大会期間中は11歳以上の入場者のマスク着用が必須となるほか「ヘルスパスポート」を用いた入場規制を実施する。

「ヘルスパスポート」はチケットの購入者が入場の際に必要な書類で、48時間以内に実施されたPCR検査か抗原検査の陰性証明、もしくはワクチンの接種証明書を提示する義務がある。

さらに、出場を予定する選手たちは専用のホテルに宿泊しての「バブル生活」となり、最初の試合の72時間前にPCR検査を実施。以降4日ごとに検査を行って大会に参加していく。選手は試合のある当日のみ会場に入ることができ、試合のない日は練習コートにしか入ることができないこととなった。

全仏オープンでは男女のシングルス予選と本戦、ダブルスや車いすテニスを含め3週間の全日程で804試合が開催予定。発表のなかでは「会場内にいる全ての人々の安全を確保するために、健康と安全に関するプロトコルを最適化し、責任ある行動をとっていく」と説明している。

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(2021年5月13日15時03分)
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