女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、第11シードのP・クヴィトバ(チェコ)が世界ランク46位のM・リネッタ(ポーランド)を1-6,6-0,6-2の逆転で破り、初戦突破を果たした。
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2012・2015年の同大会ではベスト8に進出しているクヴィトバはこの日、2度のブレークを許し第1セットを落とす苦しい立ち上がりとなる。しかし、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得するなどリネッタに1度もブレークを許すことなく逆転勝ち。1時間35分で初戦突破を決めた。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはクヴィトバのコメントが掲載されている。
「第1セットのスタートはとても悪かった。ほとんどすべてを失ってしまった。コートの上でボールがどこにでも跳ねていた。少し風も強かったしね。全てのことに慣れなければならなかった」
「第2セットのはじめにようやく彼女(リネッタ)のサーブを破ったときから、だんだんと良くなったと思う」
2回戦では予選から出場している世界ランク113位のV・ズヴォナレーワと対戦する。ズヴォナレーワは1回戦で同94位のC・マーケイル(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第13シードのJ・ブレイディ(アメリカ)、第15シードのI・シフィオンテク(ポーランド)、世界ランク35位のC・ガウフ(アメリカ)らが2回戦へ駒を進めた。
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