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２７日開幕のテニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）に第８シードで出場するＰ・クヴィトバ（チェコ）は２５日の会見で、２０１６年末に起きた事件について語った。

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２０１６年１２月２０日、クヴィトバは自宅でナイフを持った強盗に襲われ、襲撃を防ごうとしたところ利き手の左手にけがを負った。その後はリハビリを経て、２０１７年５月の全仏オープンで復帰した。

今シーズン好調のクヴィトバは４大会で優勝。ムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー）では大会史上最多３度目の優勝を飾った。そして全仏オープン開幕前に、２０１６年１２月にクヴィトバを襲った犯人が逮捕された。

２８歳のクヴィトバは「ベストなタイミングではないかもしれないけど、最高のニュース。ハッピーになるべきだし、ハッピーでいる。素晴らしい人たちに囲まれているし、彼等は今もそばにいてくれて、サポートしてくれている。今はテニスに集中するべきだと思っている」とコメントした。

「あの事件が起きた時は、犯人を捕まえてほしいとしか望んでいなった。でも、その後に手のことに集中して、復帰へ向けてリハビリしていたら少し忘れ、自分には何もできないと言い聞かせていた。それは警察がすることで、彼等がやらなければいけないこと。最終的に警察は素晴らしい仕事をしたと思う」

２０１７年と２０１８年の全仏オープンの違いについては「去年とは違う。よく分からない。昨年は復帰できて、とてもうれしかった。この場所にまた立ててハッピーだった。ローランギャロスの地に辿り着くと思い出がよみがえる。こうして健康でいること、しっかり準備できていること、試合が目前にあること、それらは素晴らしいと思う」

全仏オープン初制覇を狙うクヴィトバは、１回戦でＶ・セペダ=ロイ（パラグアイ）と対戦する。

いよいよ、全仏オープンテニス開幕！WOWOWにて連日生中継。第1日は無料放送。
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【放送予定】
2018年5月27日（日）～6月10日（日）
　
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