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女子テニスツアーのSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ（モロッコ/フェス、賞金総額２２万ドル、クレー）は２９日、シングルス準々決勝４試合が行われ、予選から勝ち上がってきたＳ・ハレプが第２シードのＰ・シュニーダー（スイス）を6-2, 7-6 (7-3)で下し、準決勝進出を果たした。

第１セットを先取した１８歳のハレブは、元世界ランク７位のシュニーダーに第２セットは２－５とリードを許してしまったが、落ち着きを失わないプレーで４ゲームを連取しタイブレークに持ち込むと、５－０と大きく奪いそのまま試合に終止符を打った。

キャリア初となるツアー大会ベスト４入りを果たしたハレプは、準決勝でＲ・ボラチョーバ（チェコ共和国）と対戦する。ボラチョーバは第５シードのＡ・クルベール（ドイツ）を7-5, 6-2で破り、こちらも初のツアー４強入りを決めた。

もう一方の準決勝では、Ａ・コルネ（フランス）とＩ・ベネソバ（チェコ共和国）が対戦することとなった。コルネはＡ・ケタボング（英国）を7-5, 6-2で、第７シードのベネソバはＬ・ポウス・ティオ（スペイン）を2-6, 6-1, 6-0で下し、それぞれベスト４進出を決めている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。