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女子テニスツアーのクレムリン・カップ（ロシア/モスクワ、賞金総額１００万ドル、ハード）は２４日、シングルス準決勝が行なわれ、第８シードのＦ・スキアボーネ（イタリア）とＯ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）がそれぞれストレート勝ちを収め決勝に進出した。

スキアボーネはＡ・ボンダレンコ（ウクライナ）を6-4, 6-0で下し、２週連続でのツアー決勝進出を果たした。一方のゴヴォルツォバは、Ａ・クレイバノワ（ロシア）を6-2, 6-1で一蹴し、キャリア２度目となるツアー決勝の舞台に臨むこととなった。

これまでツアー決勝で１勝１０敗という成績を残しているスキアボーネは、２００７年のガシュタイン女子が唯一のタイトル。先週に大阪で行われたＨＰオープンでも決勝に進出していたが、Ｓ・ストザー（オーストラリア）に敗れ２勝目とはいかなかった。

この日の試合でスキアボーネは、第１セット第１０ゲームでブレークに成功し第１セットを先取すると、第２セットでは完全にゲームを支配、このセットでボンダレンコに与えたポイントはわずかに９ポイントだった。

世界ランク６７位のゴヴォルツォワは、第１セット序盤でサービスブレークを交換すると、クレイバノワからさらに２度のブレークを奪い一気に第１セットを奪うと、第２セットでもその勢いは衰えず３度のブレークに成功、１時間２６分で勝利を収めた。

今大会の優勝賞金は１５万７４２７ドル。