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男子テニスツアーのオーストリアン・オープン（オーストリア/キッツビューヘル、賞金総額４５万ユーロ、クレー）は２２日、シングルス準決勝が行われ、Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン）が第７シードのＭ・ヨージニ（ロシア）を6-3, 1-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、決勝進出を果たした。

キャリア初のツアー決勝進出を決めたガルシア=ロペスは「僕の最初の決勝進出なんて信じられない。この気持ちを表すのに適当な言葉が見つからないよ。」と喜びを隠し切れなかった。

世界ランク７４位のガルシア=ロペスは、第１セット序盤で奪ったブレークを活かしセットを先取したものの、第２セットではヨージニの猛攻に押され、２度のブレークを許すと試合はファイナルセットに突入する。

ここまで勝ち残った唯一のシード選手であるヨージニは、第９ゲームでガルシア=ロペスにマッチポイントを握られるもそれを凌ぐと、勝敗の行方はタイブレークに委ねられた。タイブレークに入ると、ガルシア=ロペスが迎えた５本目のマッチポイントで、クロスコートにフォアハンドのウィナーを決め、２時間２３分で勝利を決めた。

２５歳のガルシア=ロペスは決勝で、Ｊ・ベネトー（フランス）と対戦する。ベネトーは、Ｏ・エルナンデス（スペイン）を6-3, 6-4で破っての決勝進出。

今大会の優勝賞金は７万１７００ユーロ。