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アンチ・クライマックスで年を終えるロディック |
画像提供:Getty/AFLO |
今週日曜日に控えたATP最終戦のマスターズ・カップに出場予定だった
A・ロディック(アメリカ)が、腰の怪我を理由に欠場することを正式に表明した。
先週のBNPパリバ・マスターズで準々決勝の
D・フェレール(スペイン)戦で腰を痛めており、その後も状況は悪化している模様。
「痛みを押して練習しトレーニングをつんではみたけど、どうしても我慢ができない。アメリカに帰ってきて検査を受けたら、10日から2週間は安静にしていないといけないと判断された。」とロディックは声明で語った。
ロディックはここ2年間連続してマスターズ・カップに出場し、いずれもベスト4に入っていた。
今年は通季で59勝14敗、5回優勝しているが、マスター大会やグランドスラムの優勝はなかった。ウィンブルドンでは決勝に進み宿敵
R・フェデラー(スイス)に敗れたが、USオープンや全仏オープンでは1回戦敗退するなど、スランプ気味な時期もあった。終盤に来てまた調子を取り戻しつつあっただけに、年度最後をこのような形で終わることは残念だ。
ロディックに代わり8人の仲間入りを果たすのは
D・ナルバンディアン(アルゼンチン)で、
G・コリア(アルゼンチン)と
G・ガウディオ(アルゼンチン)に次ぐ3人目のアルゼンチン勢となる。
(2005年11月9日)