ドーピング検査に不満「尊重の問題」

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ボンドロウソバ(6月)
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスで世界ランク34位のM・ボンドロウソバ(チェコ)は日本時間4日に自身のSNSを更新し、ドーピング検査に対して不満を述べた。

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26歳のボンドロウソバは2023年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女王で、世界ランキングではキャリアハイ6位を記録している。

しかし、以前から負傷に悩まされる選手生活を送っており、手首や左肩の手術などを経験。今季も2月から約3ヵ月のツアー離脱を余儀なくされていた。

それでも復帰後、6月のベルリン テニス オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)では準決勝でA・サバレンカを破るなどし、自身3度目のツアー優勝を果たしている。

テニスの不正を監視することを目的とした機関ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)が行う過酷なドーピング検査については、これまでも多くの選手から意見が出ているが、今回、ボンドロウソバはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)でドーピング検査について不満を爆発させた。

「ドーピング検査のため、毎日特定の1時間は家にいることが義務付けられています。私はそのルールを毎日遵守しています」

「しかし今夜、検査官は午後8時15分にやって来て、申告された時間は関係なく今すぐ検査を受けなければならないと言いました。検査時間外であり、プライバシーの侵害に当たると指摘すると『これがプロアスリートの生活です』と言われました」

「ドーピング検査官が夜に私たちのリビングルームに座って、私が尿に行くのを待つのは普通のことなのでしょうか。これは検査を避けるためではなく、尊重の問題です。私たちが従うルール、そして長いトレーニングと競技の後に私たちが受ける権利のある私生活への尊重です」

「ルールはすべての人に適用されるべきです。これらを行う人にもです」


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(2025年12月4日8時38分)
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