テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、第12シードのT・ポール(アメリカ)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク112位のE・メラー(デンマーク)を6-7 (5-7), 6-2, 6-3, 6-1の逆転で破り、3年連続5度目の初戦突破を果たした。
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28歳で世界ランク12位のポールは全仏オープンの前哨戦であるBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でベスト4に進出。準決勝では逆転負けを喫し決勝進出とはならなかったものの、第1シードのJ・シナー(イタリア)から第1セットを6-1で先取するなど追い詰める場面もあった。
そのポールは全仏オープン7年連続7度目の出場で、最高成績は昨年の3回戦進出となっている。
一方、21歳のメラーは今大会の予選決勝で敗れたものの、ラッキールーザーで同大会初の本戦入りを果たした。
両者初の顔合わせとなった1回戦の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入する。ポールはダブルフォルトを犯すなどしてリードを許すと、セットポイントではメラーの鋭いフォアハンドのダウンザラインへの返球が大きくアウトとなって先行を許す。
それでも第2セットでポールは積極的にネットをとり、11度のうち8度ポイントに繋げるなどしてメラーにプレッシャーをかけ2度のブレークに成功。このセットを取り返す。
勢いに乗るポールは第3セットで4度のブレークを奪いセットカウント2-1と勝利に王手をかけると、迎えたファイナルセットでは一気に5ゲームを連取しリードを広げ、サービング・フォー・ザ・マッチをものにし3時間で勝利を収めた。
勝利したポールは2回戦で世界ランク124位のM・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。フチョビッチは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同128位のT・スクールケイト(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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