男子テニスの国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8(スペイン/マラガ、室内ハード)は22日、準決勝「オランダvsドイツ」が行われ、オランダが2勝0敗で勝利し大会初の決勝進出を果たした。
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同大会は8ヵ国(イタリア、オランダ、スペイン、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、カナダ、アルゼンチン)が世界一の座をトーナメント形式で争う。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。
19日に行われた開幕戦「オランダvsスペイン」では2勝1敗でスペインを下していたオランダ。準決勝ではカナダを準々決勝で2勝0敗で破ったドイツとの激突となった。
第1試合のシングルスでは、世界ランク80位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)が同88位のD・アルトマイヤー(ドイツ)を6-4, 6-7 (12-14), 6-3の激闘の末に撃破し先勝すると、第2試合のシングルスは同40位のT・フリークスポール(オランダ)が同43位のJ・シュトルフ(ドイツ)を6-7 (4-7), 7-5, 6-4のこちらもフルセットの熱戦の末に破り、2連勝で勝利を決めた。
オランダが国別対抗戦で決勝に進出するのは104年の歴史で初めてのこと。男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリークスポールのコメントが掲載されている。
「この瞬間について2、3年前から話していたんだ。信じられないようなタフなドローばかりだったけど、自分たちを信じていた。常に可能性を感じていたよ。今、それを達成できたことは信じられない気分だ。チームのために、そしてオランダのために、本当にうれしい。自分のプレーに集中することを心がけた。彼(シュトルフ)は信じられないようなテニスをしていたね」
初の戴冠を目指すオランダは決勝でイタリアかオーストラリアのどちらかと対戦する。
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