小田凱人 ウィンブルドン準決勝敗退

ゲッティイメージズ
準決勝で敗れた小田凱人
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間13日(現地12日)、男子車いすテニスのシングルス準決勝が行われ、昨年王者で第1シードの小田凱人は第4シードのM・デ ラ プエンテ(スペイン)に6-1, 3-6, 3-6の逆転で敗れ、2年連続2度目の決勝進出とはならなかった。

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18歳で世界ランク1位の小田は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝。今年は8月にパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)が開催されるため、年間ゴールデンスラム(1シーズンで四大大会と五輪を全制覇)も狙える立ち位置にいた。

ウィンブルドンでは昨年優勝しており、連覇を目指した今大会では1回戦で世界ランク11位の眞田 卓、準々決勝で同6位のJ・ジェラルド(ベルギー)を下し準決勝に駒を進めた。

25歳のデ ラ プエンテと顔を合わせた準決勝の第1セット、15本のウィナーを決めるなど主導権を握った小田は2度のブレークに成功。自身のサービスゲームでは2度のブレークポイントを与えるも凌ぎキープし先行する。

続く第2セット、小田は第4ゲームでブレークを許すも直後の第5ゲームでブレークバック。しかし、第6ゲーム、小田はミスからブレークポイントを与えると最後はバックハンドウィナーを決められ2度目のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、開始から3ゲーム連取を許した小田。その後はブレークを奪い合う展開となるとサービスゲームを1度もキープすることができず、1時間48分で力尽きた。

勝利したデ ラ プエンテは決勝で第2シードのA・ヒューエット(イギリス)と対戦する。ヒューエットは準決勝で第3シードのG・フェルナンデス(アルゼンチン)を4-6, 6-4, 7-5の逆転で下しての勝ち上がり。

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