テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は２６日、車いすテニスの女子シングルス準決勝が行われ、第２シードで世界ランク２位の上地結衣が第４シードのＪ・グリフィユン（オランダ）を6-2, 6-1で破り、２年ぶり８度目の決勝進出を決めた。

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全豪オープンでこれまでシングルスで２度、ダブルスで５度優勝を飾っている上地。グランドスラムのシングルス優勝は、２０２０年に全豪オープンと全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）の２大会を制してから遠ざかっており、３年ぶりのタイトル獲得を目指している。

準々決勝で、上地は同１０位のＤ・マシューソン（アメリカ）を6-0, 6-2のストレートで破って準決勝に進出。試合後の記者会見では、「昨夜から体調を崩してしまって今朝も練習をできずに試合に入った状態でした」と体調が悪かったことを明かした。

この試合、上地は序盤から４ゲーム連取で先行して第１セットを先取すると、第２セットも１ゲームしか与えずストレート勝ちをおさめた。

上地は決勝で、昨年負け無しのマッチ３８連勝で年間グランドスラムを達成している絶対女王、第１シードのＤ・デ フロート（オランダ）と世界ランク９位の田中愛美の勝者と対戦する。

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