錦織 今季は「もどかしさある」

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世界ランク41位の錦織圭
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男子テニスで世界ランク41位の錦織圭は4日に都内でオンライン記者会見を行い、今季の総括と新型コロナウイルスの影響を受けたテニス界について語った。

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錦織は会見で今シーズンについて問われ「今年はみんなにとって大変でした。大会数も少ないなか僕も1年試合に出ていなかったので、感覚を取り戻すの苦労したし、取り戻したかな、というときに大会も終わってしまった。それでも、来年が待ち遠しいというのがあって、早く試合がしたいです。調子も少しずつ上がってきていた。来年も良いテニスができるよう頑張りたい」と語った。

昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)後に右ひじの怪我により戦線を離脱した錦織。その後は新型コロナウイルスの影響を受けたツアーのあおりを受け8月に復帰を予定していたものの、8月には自身が新型コロナウイルスの陽性になったことを明かし、さらに復帰が遅れることとなった。

9月のジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)で約1年ぶりにツアーに参戦したが、同月末に行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦敗退後の会見では「肩は若干心配です。結構痛みが出始めて、ちょっとサーブがきつかった」とコメント。その後も欠場を繰り返し、10月28日に今シーズンの終了を発表していた。

約1年間実戦から遠ざかっていたことで、外から今シーズンのテニス界を見ていたことに関しては「ティーム、ズベレフが活躍した1年でした。さらにルブレフや、もっと若い選手が顔を出してきた印象です。ファイナルズでもまた違う選手が優勝したり。僕自身は今年トップ10の選手と対戦できなかった。それは自分が勝ち上がっていけなかったというのがあるんですけど、そこはもどかしさがあります」と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を果たしたD・ティーム(オーストリア)、同大会で準優勝のA・ズベレフ(ドイツ)の名前を出し今季について話した。

続けて、対戦したい選手を問われると「単純に強いと思ったのはルブレフ。やってみたいというわけではないけど、強くなったなと思いました」と今季5勝をあげ、最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に初出場を果たした23歳のA・ルブレフ(ロシア)の名前をあげた。

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(2020年12月4日11時28分)
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