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ANDRE AGASSI

Vol.3 抜群の面の安定性をベースに 一歩も下がらず叩きこむ

コンパクトな引きと抜群の面操作

引退してしまった今でも、アガシのリターン力は世界一と言われている。小さなテイクバックから強打する技術も、下のポイント1、2も完璧で、さらに不十分な体勢でもしっかりと返せるリストワークや面の操作のうまさがある(それはインパクト後のラケットの動き方にもよく表われている)。そして、反応が良く、ハンド・アイ・コーディネーションも良く、早いタイミングで正確にボールをとらえられる(打点が遅れることがほとんどない)から、ミスも少ないし、攻撃力も高い。相手としては、届かないところに打つしかないという選手だ。ただ、技術的にはシンプルなので、一般の人も(反応の速さを別にすれば)真似しやすいと言える。

つねに前に構えて相手にプレッシャーを

また彼は、自分のリターン力を生かすために、どんな相手にもつねにポジションを前にとってプレッシャーをかけ続けていく。それで、少しでも相手のファーストの確率が落ちたらブレイクに結びつけるという戦略だ。もう一歩下がれば、もっとリターンの確率が上がるという場合でも、けっしてそうはしないのだ。
速いサーブに対するリターンを成功させるためには、小さなテイクバックから、そのまま素直にラケットを出すことが大切だ。写真右のようにインパクトまでの腕・ラケットの動きが本当にシンプルで、余計な動きが入らないスウィングをすることが、どんなサーフェスにも対応できて、リズムの変化にも対応できて、当たり損ねの少ないリターンを打つためには大切になる。また、それがこのような高い打点でもできるようになれば、理想的なリターンに近づくことができる。
サービスリターンでは、写真右のように届くのがやっとで十分な体勢を作れない状況も多くなる。そのため、下半身の形やバランスが崩されても、上半身の最低限のバランスをキープして、スウィングとラケットをコントロールする技術が欠かせないものになる。それには、苦しい体勢でもできるだけ頭や上体を立てることや、左手でバランスをとること、打点が食いこまれないようにつねに身体の前でボールをとらえることなどが大切だ。
A.アガシの後ろから見たフォアハンド・リターン
ボールがバウンドする前に右手のセットはほぼ完了し(2)、左手のバランスも完璧。そこからシンプルなスウィングでボールを正確に、厚くとらえており、インパクト後も面がよく保たれている。これだけ前で構えて、さらに前に踏みこんでいるのも彼のすごさだ。
A.アガシの攻撃的なバックハンド・リターン
両手バックでは、さらに引きが小さくなり、インパクトまでの動きも本当にシンプルだ。特徴的なのは、フォロースルーで左腕を前方に押し出していくような動きがある点で、これは振り抜きの速さの面では不利な要素になるが、ボールを正確にとらえるには有効だ。
A.アガシの遠いボールに対するフォアハンド・リターン
やっと届いたという状況ながら、ラケットを立ててボールにトップスピンを与えている点が、面の操作のうまさがよく表われている部分。それも打点が前にとれているからこそで、力で強引に振り抜いているわけではない。

(テニスジャーナル 2004年9月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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