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DANIELA HANTUCHOVA

Vol.1 腕力は強くないが肘のポジションが良い

ダニエラ・ハンチュコバのサーブも、シャラポワのサーブとほぼ同様のことが言えるが、彼女の場合は、それに加えてテイクバックで見習うべき要素が見られる。

テイクバックで肘が大きく引けている

それが、肘の引き方だ。下写真のように、女子としては肘の位置が非常に高く、さらに背中側に大きく引かれており、ロディックのテイクバックにも引けをとらない。この形を作るには、それほど腕力は必要ないし(形を保つには力が必要だが、保つ必要はない)、むしろ女性のほうが関節が柔らかいので、意識さえ高く持てば、アマチュアの女性でも同じことができるはずだ。

テイクバックは筋力とは関係ない

また女性の場合、ページ下のダベンポートのような「ラジオ体操型」のテイクバックをする人が多いが、これは肘の位置が低くなりやすい面があるため、あまりお勧めはできない。今はラケットも軽くなっているので、大きく回して反動をつけなくても、筋力に関係なく、普通にテイクバックすることができるはずだ。

したがって、できれば女性でも、ハンチュコバやエナンのように、肘の動きを意識した(肘先行で引くような)テイクバックを身につけたほうが、スピードアップしやすくなる。

ハンチュコバのテイクバックでは、「肘を高く保ったまま背中側に引く」という基本が、このように理想に近い形で実現している。これは、女子選手としてはめずらしいケースだが、腕力がなければできないというものではないので、アマチュアの女性にもぜひ見習ってほしい。

このように膝を曲げた状態でタメを作りすぎる(時間的な間をとる)ことは、脚力が落ちる女子には良くない。タメを作ったらより多く力が蓄えられるということはなく、むしろ逆に、バランスが崩れてパワー的にも安定性にも悪影響が出てしまうからだ。

ハンチュコバは、下半身のバランスや上体のひねりも含めて、テイクバックが非常に良い形でできているため、その後の胸の張りや肘の動きも良く、女子としてはかなり男子に近い良いスウィングができている。腕力はあまり強そうに見えないが、それでも良い準備ができれば、これだけのスウィングができるわけだ。

D.ハンチュコバの斜め後ろから見たフラットサーブ
ハンチュコバのテイクバックは、初めは(1以前の段階で)ラケットを下に下ろすが、早めにラケットヘッドを引き上げて(1)、あとはそのまま(胸を張るように)肘を背中側に引いている(2〜4)。その際、肘の位置をつねに高く保っている点も模範的で、それによって肘の引きも体幹のひねりも大きな、素晴らしいテイクバックができている。
L.ダベンポートの肘が低いテイクバックからのフラット
ダベンポートのテイクバックは、ラジオ体操のように腕を大きく回しながら振り上げていくタイプ。これは昔のスタンダードで、女子には今でも多い形だが、4〜6に注目すると、右肘を上から下に下げるような動きになっている。その結果、6での肘の位置がハンチュコバに比べてかなり低くなっており、スピードの面ではマイナス要因となる。

(テニスジャーナル 2005年11月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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