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（スペイン、バレンシア）

バレンシア・オープン（賞金総額４８万ドル、クレーコート）４日目の木曜日は、第２シードのＧ・ガウディオ（アルゼンチン）やＭ・サフィン（ロシア）などが２回戦を戦った。

ガウディオはＦ・マイヤー（ドイツ）を6-4, 6-2と危なげなく下し準々決勝へ駒を進めた。昨年クレーで５つのタイトルを獲得し、２００４年の全仏オープン・チャンピオンである彼は、得意とするクレーでの優勝へまた一歩近づいた。
しかし次の対戦相手は主催者推薦で出場のＭ・サフィン。かつて２度のグランドスラム優勝を誇るサフィンは、長引く膝の怪我のため今シーズンは今大会がわずか４大会目であるが、初戦では前年度覇者で第５シードのＩ・アンドレエフ（ロシア）を下す金星をあげ復活を予感させた。この日もＢ・パシャンスキ（セルビア・モンテネグロ）を6-2, 6-2と一蹴し、２０００年以来となるクレーでの優勝へ調子を上げている。

その後の試合では、火曜日に第４シードのＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）を下す殊勲をあげたＮ・アルマグロ（スペイン）が、この日もＢ・パウ（ドイツ）に6-2, 6-1と圧勝でベスト８入りを決めた。今季４度目のベスト８入りとなったアルマグロは、ベスト４入りをかけて第６シードのＦ・ボランドリ（イタリア）と対戦する。ボランドリはＴ・ジブ（チェコ共和国）を6-4, 6-4で破っての８強入り。