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順当に勝利を決めたトップシード、モレスモ |
画像提供:Getty/AFLO |
(カナダ、トロント)
ロジャーズ・カップ(女子、賞金総額130万ドル、ティアI)の1回戦と2回戦が火曜日行われ、今大会で2002年と昨年に優勝している第2シードのA・モレスモ(フランス)や、昨年USオープン覇者の第3シードS・クズネツォワ(ロシア)は一足早く3回戦進出を決めた。
今大会は第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が右胸筋の痛みから直前に欠場を申し入れたため、モレスモが事実上トップシードとなり、以下上位8人は2回戦からの登場。モレスモはこの日、D・ランドリアンテフィ(マダガスカル)を6-2, 6-3で危なげなく下して勝ち進んだ。
クズネツォワは、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)に2-6, 7-5, 6-4で競り勝った。ウィンブルドン以降はようやくこれで2勝2敗となり、USオープンに向けて調整を図りたいところ。
この日2回戦ではもう一試合S・ウィリアムズ(アメリカ)とS・コーエン・アローロとの対戦が夜行われる。
火曜日に行われた1回戦では、予選を通過してきた藤原里華(日本)がM・カメリン(イタリア)を6-0, 6-3で下し、2回戦進出。そこでは、2週間前にアキュラ・クラシックを制したM・ピアース(フランス)と対戦する。
シード勢では、第10シードのN・デシー(フランス)がF・スルアガ(コロンビア)を6-2, 6-4で、第12シードのA・イバノビッチ(セルビア・モンテネグロ)がT・ガルビン(イタリア)を6-2, 7-6(7-3)でそれぞれ下している。また、第14シードのF・ぺネッタ、第15シードのD・サフィーナ(ロシア)らも順当に勝ち進んでいる。第11シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア・モンテネグロ)はN・リー(中国)に4-6, 7-5, 2-6で敗れ、この日初のシードダウンとなった。