2019 DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 兼ワールドジュニアテニス世界大会代表選考会（千葉県・吉田記念テニス研修センター/ハードコート）は大会最終日の１９日に、１２歳以下の男女シングルス決勝が行われ、男子は第３シードの畑泰成（関東・グリーンテニスプラザ）、女子は第１シードの辻岡史帆（関東・SYT月見野TS）が優勝をおさめた。

男子決勝、第３シードの畑が持ち前の攻撃的でテンポの速い展開からウィナーを狙うのに対して、ノーシードで勝ち上がってきた永田瞬（関西・tennis365.net）は、緩急をつけたロングラリーとサウスポーから繰り出すフォアの逆クロスを織り交ぜたストロークで対抗。

第１セット、畑の5-4で迎えた永田のサービスゲームを畑がブレークして１セットを先取すると、第２セットは畑が主導権を握り、２度のブレークに成功して6-4, 6-2で勝利を手にした。


１２歳以下男子優勝の畑泰成


１２歳以下男子準優勝の永田瞬

サウスポー対決となった第１シードの辻岡と第８シードの上野梨咲（中国・やすいそ庭球部）の女子決勝は、互いの正確なストロークで序盤からロングラリーが続く展開に。
第１セット、上野がスコアを先行するも辻岡が6-4で先取すると第２セットも6-4で振り切り、辻岡がストレートで優勝を決めた。


１２歳以下女子優勝の辻岡史帆


１２歳以下女子準優勝の上野梨咲

また同日には３位決定戦とコンソレーション決勝も行われた。
結果は以下の通り。

■１２歳以下 男子シングルス
【決勝】
畑泰成[3] vs. 永田瞬, 6-4, 6-2

【３位決定戦】
古田仁[5]（東海・関スポーツ塾Ｔ） vs. 鈴木琉斗[7]（関西・TCコ・ス・パ八尾南）, 6-4, 6-1

【コンソレーション決勝】
杉本環[6]（関東・ロイヤルSCTC） vs. 松村怜（東海・あおやま庭球塾）, 6-2, 6-4

■１２歳以下 女子シングルス
【決勝】
辻岡史帆[1] vs. 上野梨咲[8], 6-4, 6-4

【３位決定戦】
熊谷帆夏[3]（関東・荏原SSC） vs. 堀川いち乃[6]（関西・西の丘LTC）, 6-3, 1-6, 6-3

【コンソレーション決勝】
井上季子（中国・やすいそ庭球部） vs. 影山海結（関東・狛江インドアジュニアATPチーム）, 6-0, 6-3


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