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LINDSAY DAVENPORT

Vol.1 天才的ラケットワークで体勢が崩れても良いボールが打てる

他の選手も絶賛するリストワークのうまさ

ベテランのダベンポートは、他の選手にはない天才的なセンスを持っている。それは、球際でのリストワーク(面の操作)のうまさであり、体勢を崩されたときでも、非常にうまく面を作ってしっかりと打ち返し、甘いボールを相手に与えないという部分だ。そのため、懐の深さが感じられ、十分な体勢が作れずに手打ちになったようなときでも、かなり良いボールを打つことができる。リターンでは良い体勢で打てないことが多いので、当然そのリストワークは存分に生かされ、良いショット(サーブ)を打たれても、良いショット(リターン)を返せる、つまり連続攻撃をしにくい選手という面で、相手に大きなプレッシャーを与えている。

けっして動きの良い選手ではなく、むしろ動きが鈍いと言われることも多いが、それでも長い間トップ5以内に入っていられるのは、そのリストワークと球際の強さによる部分が大きく、ことリターンに関しては、女子No.1と言って良いだろう。

技術の成り立ちとして、きっちりフォームを作ってその中でボールをとらえていくという選手もいるが、ダベンポートの場合は、ラケット(面)の動きのイメージがまずしっかりとあって、それに合わせて身体を動かしていくタイプと言える。

L.ダベンポートの大きなスウィングのフォアハンド・リターン
足を踏みこむ余裕はないが、ある程度大きくスウィングする余裕のあった女子らしいリターン。けっしてグリップを強く握りしめないことも彼女の良い面で、どこか柔らかさを感じさせるスウィングが持ち味だ。
L.ダベンポートの遠いボールに対する両手バック・リターン
十分に振り切れる状況ではなかったが、得意のリストワークでコントロール良く返した場面。余裕があれば大きく振るし、なければこのように最小限のスウィングで打つという使い分けも、うまくできる選手だ。

(テニスジャーナル 2004年9月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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