![]() |
重要なお知らせ |
WTA Tier 1 アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ | ![]() |
『ダベンポート、3週連続優勝!!!』
第1シードのS・ウィリアムスが左膝の怪我で棄権し、第2シードのA・モレスモが3回戦で敗れるなか、第3シードのA・ミスキナと第4シードのL・ダベンポートの独壇場となった。決勝ではダベンポートが6-1、6-1でミスキナを下し、3週連続優勝を果たした。
「この3週間の勝ち上がりでかなり確信を持ったわ。私自身、今年の夏に向けて意気込みも数週間前とはずいぶん変わったわ。」と、ランキングも2位へと浮上したダベンポートは、決勝戦後に自信を語った。
準優勝のA・ミスキナは対V・ズボナレーワの準決勝では、第3セットが32ポイントものタイブレーク(17-15)と延々2時間28分もの死闘となった。「スコアーの事は考えずに、ただポイント、ポイントだけを考えてプレーしたわ。」と試合後にコメント。ただ、さすがに決勝戦では本来の動きを欠き、力尽きた。
日本人では杉山、小畑、森上、浅越の4選手が参加したが小畑、森上は初戦で敗退し浅越は2回戦で杉山に負けた。その杉山は準々決勝でダベンポートに敗れた。
ダブルスでは第2シードのC・ブラック&R・スタブス組が第1シードのV・ルアノ=パスクアル&P・スアレス組をフルセットで破りこのペアーで今期4度目のタイトルをつかんだ。
ATP Masters Series カナダ、トロント | ![]() |
『フェデラー今期8度目の優勝。』
第1シードのR・フェデラーと第2シードで前年度優勝のA・ロディックが順当に勝ち上がり決勝ではフェデラーがロディックを7-5、6-3で下し今期8度目(マスター・シリーズでは3度目)の優勝を果たした。
試合後のコメントでフェデラーは「今日は良いゲームができた。この大会は苦戦をしいられたけど、決勝戦ではきっと良いプレーができると信じて望んだ。だからどんどんギアーも上げて行けたんだ。だってアンディーは素晴らしいプレーヤーだからね。」とこの大会での勝ち上がりを振り返った。
一方のロディックは「(1セット目、4-4での3つのブレークポイントについて)あれは大事なポイントだったけど、ボールをラケットに当てられなかったよ。あれだけサービスエースを取られちゃ、手に負えないよ。あんな完璧なサーブを打たれたら、ただ立ちつくすしかなかった・・・。」とフェデラーとの試合について語った。
この大会ラッキー・ルーザーで出場したT・ヨハンソンはみごとにベスト4まで勝ち上がりフェデラーに破れはしたものの、フルセットにもつれ込む試合を繰り広げ大会を盛り上げた。
ダブルスでは第1シードのブライアン兄弟が2回戦で敗れる波乱があったが、M・ブパティ&L・ペーズのかつてのインド人名コンビがオリンピックに向けてペアーを復活させて第2シードのJ・ビョークマン&M・ミルニ組を破って優勝した。
今期限りの引退をほのめかしているダベンちゃんだけど、USオープンに向けたこのアメリカ・シーズンは3大会連続優勝と絶好調ね。このままオリンピック&USオープンと優勝してランキング1位で引退・・・なんて有終の美を飾っちゃうのかしら?まあ、結婚もしたし来年からは女としての人生をエンジョイするのも素敵よね。
ところで、杉山&浅越のオリンピックペアーは大丈夫?チェース・オープン&アキュラ・クラッシックと続けて初戦負け。二人ともダブルス巧者なだけに本番ではメダル目指してがんばってもらいたいものね!!!