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全豪オープン2009特集

代替出場のゴンサレスが、プエルタから白星

フェルナンド・ゴンサレス
アガシの代役で出場し、見事勝ったゴンサレス
画像提供:Getty/AFLO

(中国、上海)

ATPツアー最終戦マスターズカップ(賞金総額445万USドル、インドア)4日目の水曜日に、A・アガシ(アメリカ)に代わって急遽出場となったF・ゴンサレス(チリ)M・プエルタ(アルゼンチン)との試合に登場した。アガシは月曜日の初戦で敗戦を喫した直後、足首の捻挫を理由にその後の試合を欠場する旨を表明していた。そのため補欠の中で、ポイントレースで次点にいたゴンサレスが繰り上がり出場となり、その急な出場にも関わらず、プエルタ戦を6-3, 4-6, 6-0の見事な勝利で飾った。

両者初顔合わせとなったこの試合は、わずか95分で決着がついた。そのプエルタも、ゴンサレス同様急な出場となっていた。全仏オープン覇者であるR・ナダル(スペイン)が左足靭帯の怪我を理由に大会直前に欠場を申し入れていたからだ。プエルタはこれで2敗を喫し、ゴールド・グループの予選での敗退が決定した。

ゴンサレスはチリ人としては1998年のM・リオス(チリ)以来の最終戦出場。第3セットの最後のゲームでは、プエルタのサービスをラブゲームでブレイクし、試合に終止符を打った。この試合、プエルタの1本に対し9本のサービスエースを叩き出したゴンサレスは、2002年にも最終戦に補欠として選ばれていたが、その時は欠場者が出ず不出場に終わっていた。

「人生は何が起こるかわからないものだね。5日前の自分はバケーションを楽しんでいて、2日前は大会へ出場する可能性が出てきて、今はこの大会の準決勝へ進める可能性さえ出てきたんだからね。」と、嬉しい驚きを語っていた。


ニコライ・ダビデンコ
予選2勝で、決勝トーナメント進出のダビデンコ
画像提供:Getty/AFLO

同組のもう一つの試合では、月曜日にアガシをストレートで下したN・ダビデンコ(ロシア)G・ガウディオ(アルゼンチン)を6-3, 6-4で破り、予選成績を2勝0敗とした。ダビデンコは、対ガウディオ戦で6回目にして初めての勝利となった。敗れたガウデイオは、月曜日にプエルタから勝利を上げており、これで1勝1敗。

クレーコート以外では初顔合わせとなった二人は、第2セットでダビデンコが5-1と大きくリードし2度のマッチポイントを握るが、ガウディオがそれをしのぐと、巻き返しを始めた。しかし最後はダビデンコがサービスゲームをしっかりキープして勝利を収め、ゴールド・グループの1位の座を獲得した。

第2セットで反撃を見せたガウディオは「第2セット、1-5の劣勢からもう少しで5-5に追いつけるところだった。試合を振り出しに戻せそうだったから、その時はテンションが高かったのさ。でも結果的にはできなかった。一生懸命プレーしたけど、無意味なものになってしまったね。」と、試合を振り返っていた。

この勝利でダビデンコがゴールド・グループ1位での準決勝進出を決めた。準決勝では、レッド・グループで木曜日行われるD・ナルバンディアン(アルゼンチン)I・リュビチッチ(クロアチア)の勝者(同組の2位)と対戦する。ダビデンコは、デビス・カップで敗れているリュビチッチには多少苦手意識があるようで、相手がナルバンディアンになれば、「ベースラインから攻めやすくなる。」と勝算が高くなると読んでいるとのこと。

この日行われたダブルスのラウンド・ロビンで、M・ロドラ(フランス)F・サントロ(フランス)組が第2シードのJ・ビョークマン(スウェーデン)M・ミルニ(ベラルーシ)組を7-6(7-3), 6-4で下した。これでビョークマン&ミルニ組は予選で2敗を喫したため、その結果第1シードのボブ&マイク・ブライアン兄弟の年末ランキング1位が確定した。



(2005年11月17日)

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