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全豪オープン2009特集

モレスモが劇的逆転で優勝

アメリ・モレスモ
大勝利に喜びを爆発させるモレスモ
画像提供:Getty/AFLO
(アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス)

WTAツアー・チャンピオンシップ(賞金総額300万ドル)決勝が現地時間13日午後行われ、フランス勢同士となった戦いで、A・モレスモ(フランス)M・ピアース(フランス)を5-7, 7-6(3), 6-4の劇的なフルセットの末下し、今大会初優勝を飾った。モレスモはグランドスラムの優勝経験がなく、自身で最大のタイトルを勝ち取ったことになる。また、今大会でフランス人が優勝するのは初めて。

両者気迫に満ちた試合は一進一退で、3時間以上にも及ぶ熱戦となった。モレスモが次々とスピードを変えて攻めてくるかと思うと、一方のピアースも試合巧者らしくドロップショットでリズムを変えるなど、両者持てるものを出し切った。
第3セット10ゲーム目、5-4とリードして迎えたサービスゲームで、モレスモは痛恨のダブルフォルトで0-40とあと一つで5-5のタイとされるところで持ちこたえると、ピアースが5回連続のエラーを発し、試合に決着が付いた。
最後はピアースのクロスのバックハンド・ショットがアウトになると、モレスモはうれしさでコートにそのままひざまずいた。
モレスモは、その時「5-5になってもまだ勝てるチャンスはある。」と精神的な余裕を失わなかったのが挽回できた理由だと語った。「でもデュースに持って行って、勝つ自信もあった。」

世界ランキング1位にも上ったことがあるモレスモは、メジャー大会などでは常に上位進出するものの、ビッグ・タイトルの獲得だけができておらず、大きな大会の大事な試合には弱いと揶揄されることもあった。
ピアースには今年USオープン準々決勝で敗れており、今大会でも予選ラウンドで負けていた。
「私は勝てないだろうと言う人が多いのは知っていた。でもこうやって勝てたのよ。とにかくうれしいとしか言いようがない。」と試合後のインタビューでモレスモは語った。
今回の優勝で、年末の世界ランキングではM・シャラポワ(ロシア)を抜いて3位に浮上する。

一方負けたピアースも、30歳という年齢に達しながら、ここ数年のブランクを埋めるかのような大活躍を今年は見せており、過去5年間でベストの年となった。全仏オープン、USオープンでも準優勝しており、年末の世界ランキングは5位で終える。



(2005年11月14日)

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