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ツアー3勝目をあげたバイディソバ |
画像提供:Getty/AFLO |
(韓国、ソウル)
韓国オープン(賞金総額14万ドル、ハードコート、ティア4)は決勝が行われ、第2シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が第1シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア・モンテネグロ)を7-5, 6-3で下して優勝した。
16歳のバイディソバはこれでツアー3勝目となった。また先日のUSオープンでは4回戦まで進み、ウィンブルドンでも3回戦まで進んでいる。
バイディソバは「ショットが決まらず、ちょっと不安定だったわ。でも重要なポイントではいいプレーができたのが勝因だと思う。」と語った。
一方敗れたヤンコビッチは第1セット4-3のリードにもかかわらずサーブを落とし、5-6の場面でもサーブをキープできず第1セットを落とした。
試合後ヤンコビッチは「集中できていなかったのが敗因だわ。」と振り返った。第2セットでタイムアウトを取ったヤンコビッチはひどい風邪に悩まされており、途中棄権の一歩手前だったと語った。
第2セットではヤンコビッチのサーブがさらに不調となり、バイディソバはそれにつけこみエースを連発した。
ヤンコビッチは「第1セット5-6となった時点で吐きそうだったの。決勝戦じゃなかったら棄権していたと思うわ。」と肩を落とした。
(2005年10月3日)