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王者フェデラーが貫禄の優勝

左:アンドリュー・マレー 右:ロジャー・フェデラー
表彰式でのフェデラーとマレー
画像提供:Getty/AFLO

(タイ、バンコク)

タイ・オープン(賞金総額52万5千ドル、インドア、ハード)は日曜日決勝が行われ、世界ランキング1位で今大会第1シードのR・フェデラー(スイス)がA・マレー(イングランド)を6-3, 7-5のストレートで下し、見事2年連続優勝を果たした。両者は初対戦で、フェデラーは今大会失セット0という完璧さだった。

フェデラーは、2003年のローマの大会で準優勝に終わって以来、ツアー大会決勝での連勝を24に伸ばした。また今季の成績を77勝3敗とし、J・マッケンロー(アメリカ)が1984年に打ち立てた82勝3敗のシーズン勝率をあと6連勝で追い越す。

試合後フェデラーは「6-4, 3-2からサーブをブレークされたけど、そのときは試合の流れが変わってしまわないように気をつけたんだ。決勝ではいいスタートを切ることが大切で、今日は最初からマレーにプレッシャーをかけるようにしたよ。」と語った。

フェデラーは5月の全仏オープンの準決勝でR・ナダル(スペイン)に敗れて以来、現在31連勝中。T・ムスター(オーストリア)が1995年に記録した35連勝にあと4連勝と迫った。

一方敗れた18歳新鋭マレーは6月のウィンブルドンで3回戦まで進出していた。「試合開始当初はプレーが不安定だった。最初のサービスゲームで40-15でリードしていたのにもかかわらずブレークされ、一気に0-3となってしまった。2回目のサービスゲームでやっとキープできてちょっと緊張がほぐれたよ。フェデラーと戦うときは常に攻撃的にいかなくてはならないけど、今日はライン際のショットを狙いすぎたと思う。第2セット5-5の場面で最初のポイントを落とすと、あとはフェデラーに試合をコントロールされてしまった。」と肩を落とした。

今大会ワイルドカード(主催者推薦)で出場のマレーは、3人のシード選手を撃破してのツアー初の決勝進出だった。金曜日準々決勝では4-6, 6-4, 6-3で第3シードのR・ジネプリ(アメリカ)を、また第7シードのP・スリチャパン(タイ)、第5シードのR・ソデルリング(スウェーデン)も下している。

マレーは「ツアーではこれまで一度も準々決勝以上に進出したことがなかった。今大会はいいプレーをしたと思う。僕はまだ若いし、努力して数年後にはもっといい成績を残せるようにしたい。今回の決勝進出は僕の将来にとって本当によかった。自信もついたし、課題も見つかったしね。」と抱負を語った。

(2005年10月3日)

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