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アガシ、ナイキと決別。あらたにアディダスと契約を結ぶ。

アンドレ・アガシ
アディダスのウェアに身を包むアガシ
画像提供:Getty/AFLO

(アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス)

ここのところ怪我に悩まされているA・アガシ(アメリカ)だが、まだ引退を表明するつもりは無いようだ。

35歳のアガシは、今季、坐骨神経痛などで思うようにプレーできていないが、今週開催されているメルセデス・カップ(賞金総額38万ドル、ハードコート)にはトップシードとして臨んでおり、実に全仏オープン初戦敗退以来となるツアー大会出場を果たしている。そのアガシが、月曜日の記者会見で、17年連れ添ったナイキとの契約を解消し、あらたにアディダスとの新規契約に至ったことを明らかにした。この大会以降アガシはアディダスのシューズとウェアを着用して戦う事となった。

アガシは今回の契約について、「アディダスと一緒にやっていくことについて、凄く興奮しているよ。世界のベスト・ブランドの1つと手を組むと言うだけではなく、この契約にはもっと重要な意味があるんだ。それはアディダスが僕の財団をフルでサポートしてくれると言うこと。アディダスのおかげで、これからはもっと多くの恵まれない子供たちにチャンスを与えることが出来るようになる。」と話し、アディダスとの契約に満足している様子だった。

アガシは契約内容について詳しくは語らなかったが、彼の代理人であるペリー・ロジャースによれば、契約期間は3年で、アディダスはアガシが設立した財団にも寄付をすることになっているという。その寄付は、アガシのホームタウンであるラスベガスで、危険な状態に置かれている子供達のために使われる予定とのこと。またアガシの妻であるS・グラーフ(ドイツ)は、引退後もアディダス契約選手となっている。

今回の電撃契約についてアガシは、「即断即決だったんだ。これが将来どのような結果をもたらすかは時間がたてば判るだろう。ただ彼ら(アディダス)と話し合った結果、今回の契約が財団での活動にも最もマッチすると思ったんだ。これからは1つの目標に向かって一緒に活動していくよ。」と短くコメントしている。

また気になるメルセデス・ベンツ・カップ初戦だが、アガシはJ・リスナール(フランス)と対戦する予定。試合前の記者会見でアガシは、「この大会をおいて、僕がツアー復帰を果たす大会はないね。これまでこの大会では調子よくプレー出来てきたし、何度も勝利してきたから。夏のUSオープンに向けて、良い準備になることを願ってる。」と語っている。しかし、久しぶりのツアー大会出場ということで、「この大会では体調に気をつけてプレーをしようと思ってるんだ。いわゆる『テニス』が出来れば良いと思っている部分もある。しばらく実戦から遠ざかっていたから、少し苦労するかもしれないけど、無理して試合に勝とうと思ってここに来たわけじゃないんだよ。」と、謙虚なコメントも聞かれた。


リカルド・メロ
シード選手から金星をあげたメロ
画像提供:Getty/AFLO

アガシの復帰がとり立たされる中、月曜日の試合では、R・メロ(ブラジル)が第7シードのS・グロージャン(フランス)を1-6, 6-2, 6-3で破っている。メロはこれまで出場した5大会全てで初戦負けを喫していたが、この試合では第1セットを取られた後、逆転で勝利をものにしている。「こんな形で勝利出来るなんて信じられないよ。ずっと結果が出ずに苦しんできたけど、今日の試合でまたリズムを掴んで上昇気流に乗れそうだ。」と笑顔で語った。

また、グロージャンと同じくフランス出身のC・ソールニエ(フランス)も、P・ゴールドスタイン(アメリカ)に4-6, 4-6で敗れている。ゴールドスタインは、思い通りの結果が出ないことに、現役引退も視野に入れていたようだが、ここ2週間の大会ではニューポートでベスト4、インディアナポリスでベスト8と絶好調を維持している。
「ここ2ヶ月は好調の波が来ているんだ。その波が永遠に続くとは思わないけれれど、続く限りは長く乗っていこうと思うんだ。きっかけを掴んだときというのは、その波に乗れるだけ乗っていなきゃいけない。上手く説明できないんだけれど、今は僕の持つ潜在能力がフルに引き出された状態なんだと思う。」とコメントしている。

ゴールドスタインが2回戦で対戦するのが、第4シードのM・アンチッチ(クロアチア)に7-6 (8-6), 6-7(4-7), 6-2で勝利したP・スリチャパン(タイ)。スリチャパンもスランプから脱出できないで苦しんでおり、2回戦の勝敗の行方が気になるところだ。

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