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クーカロバがツアー初タイトル獲得◇男女オルディナ・オープン

(オランダ、スヘルトヘンボシュ)

3度目の正直ならぬ、6度目の正直でクララ・クーカロバがツアー初タイトルをものにした。

男女共催のオルディナ・オープン、土曜日に行われた女子決勝で、今大会第8シードのK・クーカロバ(チェコ共和国)がL・サファロバ(チェコ共和国)に3-6, 6-2, 6-2で逆転勝ちを収め、ツアー初優勝を決めた。23歳のクーカロバは昨年の同大会決勝でM・ピアース(フランス)に敗れたのを含め、過去5度ツアー決勝に進んでいたが全て敗れていた。

クーカロバは試合後の勝利インタビューで、「第1セットでは少し緊張していてうまくプレーできませんでした。6回目のツアー決勝だったのでどうしても勝ちたかった。この大会は私にとって特別な大会なんです。2回出場して2回とも決勝に進めたうえに、今年は優勝できたので本当に嬉しいです。ウィンブルドンが終わって、家に帰ってから家族でお祝いしたいと思います。」と喜びを語った。

敗れたサファロバは現在18歳で、今回がツアー5大会目だったが、既に4月のエストリル・オープンで優勝を果たしている。今大会でも第4シードのD・サフィーナ(ロシア)や第6シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)を破るなど将来が楽しみな選手である。サファロバは、「もちろん、優勝できなかったのは悔しいですが、今週の自分のプレーにも満足していますし、とてもいい1週間になりました。第1セットは快調だったんですが、第2セットからはクララ(クーカロバ)がいいプレーをしてきて、特にサーブの良くなってきました。途中から疲れが出てベストなプレーが出来ず残念です。ここでの試合はウィンブルドンに向けてのいい準備になりました。芝コートが私のベスト・サーフェスだと思います。」とコメントした。

男子は準決勝2試合が行われ、M・ロドラ(フランス)が7-6 (7-2), 6-7 (5-7), 6-3の大接戦の末にワイルドカード出場のM・フィリプーシス(オーストラリア)を下して、決勝に駒を進めた。2時間11分続いた大熱戦の中でサービスブレイクはたったの1回だけ。第3セットの第4ゲームで、フィリプーシスがダブルフォールトを2回犯して落としたゲームが勝敗を決したのであった。ロドラは15本のエースを放つなどサーブが好調で、4回あったブレイクポイントも全て防いだ。 

ロドラが決勝で対戦するのは、第3シードのM・アンチッチ(クロアチア)。こちらは70分のスピードゲームで、J・ヘルニチ(チェコ共和国)を6-4, 6-4で下している。アンチッチは14本のサービスエースを決め、第2セットに1度あったブレイクポイントもしっかり守りきり、ヘルニチに反撃を許さなかった。試合後のインタビューで、アンチッチは「昨年は第3シードのG・コリア(アルゼンチン)に準決勝で負けてしまって、決勝進出まで後一歩だったんだ。今年はいいプレーが出来ているし、自分でも満足しているよ。」とコメントした。

アンチッチが未だツアータイトルを持っていないのに対し、ロドラは昨年優勝した同大会のタイトルを1つだけ持っている。普段はダブルスのスペシャリストとして活躍するロドラは、今季のシングルスの成績を4勝15敗としており、先週のハーレの大会でも1回戦敗退を喫するなど、あまりいい成績を残していない。ロドラは「先週は1回戦負けをしてしまったから、実はこの大会に参加するかどうか迷ったんだ。タイトルを防衛するのは緊張するしね。最終的に参加を決めて、1回戦をタイブレイクの末に勝利した後は、毎日いい調子でプレーできている。だから大会参加は大正解だったね。」と語っている。

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