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ダベンポート、今年初の優勝を狙う (写真は東レPPOでのダベンポート) |
画像提供:Getty/AFLO |
(アラブ首長国連邦、ドバイ)
100万ドルを掛けたドバイ・デュティ・フリー女子オープンの準々決勝で、L・ダベンポート(アメリカ)は、引退表明をしているC・マルティネス(スペイン)を6-1、6-4であっさりと退けた。
28歳のダベンポートはこれで今季12勝2敗とし、32歳でこの大会最年長のマルティネスとの対戦成績は、最初の7大会で6敗しているものの、最近の10大会では8勝を上げ、この日の勝利でダベンポートは準決勝への進出を決めた。その準決勝ではP・シュニーダー(スイス)と対戦する予定だ。
シュニーダーはA・ミスキナ(ロシア)との6-7(0)、7-6(2)、6-2の長時間にわたる接戦を制した。ミスキナは準々決勝まではわずか6ゲームしか戦わずしての準決勝進出だった。この二人は過去3回の対戦で、ミスキナの2勝1敗としていた。
もう一つの準決勝は、第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)対ノーシードで勝ち上がったJ・ヤンコビッチ(セルビア・モンテネグロ)との対戦となる。セリーナは、D・ハンチュコバ(スロバキア)を6-4、6-3で退け今季の成績を10勝0敗とした。これまでのハンチュコバとの3回の対戦をすべて勝利しているセリーナは、この大会で勝ち上がってランキングも4位から浮上したいところ。
21歳のハンチュコバは2週連続の準決勝進出をセリーナに阻まれた形となった。
ヤンコビッチは6-2、6-2のストレートでS・ミルザ(インド)を下した。28位にランクしているヤンコビッチはこのところTier2大会8つのうち5度にわたって準々決勝へ進出している。
今大会、マルティネスと共に主催者推薦で出場のミルザは、若干18歳でシングルス出場選手中で最年少。インド人として初めてWTAツアー・シングルス・タイトルを獲得するなど活躍中で、今季の成績は10勝3敗となった。ランキングも現在の97位から上昇することが確実である。
今大会の優勝賞金は15万9千ドルである。