男子テニスのペルージャ テニス国際(イタリア/ペルージャ、クレー、ATPチャレンジャー)は10日、シングルス1回戦が行われ、第8シードのダニエル太郎がラッキールーザーで本戦入りした同328位のA・マルティ プジョラス(スペイン)を6-2, 4-6, 7-6 (7-3)のフルセットの激闘の末に下し初戦突破を果たすとともに、公式戦で約3ヵ月ぶりの白星を挙げ連敗から脱出した。
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32歳で世界ランク153位のダニエルは今季、ツアー大会の予選やチャレンジャー大会も含め今大会前まででマッチ4勝16敗と苦戦。復調のきっかけを掴むべく今大会に臨んだ。
1回戦の第1セット、ダニエルはサービス時に69パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い先行する。
しかし第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第5ゲームでダニエルは2度目のブレークを奪われると、その後ブレークバックを果たせず1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセットは両者譲らず終盤までキープが続き、勝負はタイブレークに突入する。このタイブレークでダニエルは序盤から4ポイントを連取すると、このリードを最後まで守り切り初戦突破を決めた。
直近で公式戦マッチ8連敗中だったダニエルは、これで連敗から脱出。3月のアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)予選1回戦で勝利して以来約3ヵ月ぶりに白星を手にし、長いトンネルから抜けた。
勝利したダニエルは2回戦で世界ランク209位のL・パブロビッチ(フランス)と対戦する。パブロビッチは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同525位のF・カルボニ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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