男子テニスのピエモンテ・オープン・インテサ・サンパオロ(イタリア/トリノ、クレー、ATPチャレンジャー)は日本時間15日(現地14日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク95位のL・ナルディ(イタリア)が同99位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を6-1, 5-7, 7-6 (7-2)のフルセットで下し初戦突破を果たした。この試合の終盤、ナルディがトイレに行ったことでタイムバイオレーションを取られ、3ポイントを失う場面があった。
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ツアー下部大会ながら初戦から世界ランキングトップ100同士のハイレベルな一戦となったこの試合は両者譲らず1セットオールでファイナルセットに突入する。
迎えたファイナルセット、ナルディはゲームカウント5-5で迎えた自身のサービスゲームとなる第11ゲーム開始前に「緊急のトイレットブレーク」を取得。トイレットブレークは、通常はセット間に取るものだが、今回は緊急措置として認められた。
しかし、規定時間を超えてもコートに戻ってこなかったナルディに対し、主審はタイムバイオレーションを宣告。ナルディが戻ってきた時点で「ナルディに3回のタイムバイオレーションを与えます。スコアは0-40です」とコール。ナルディもこれを受け入れ、サービスゲームを0-40から開始したが、次のポイントでバックハンドをネットにかけ、試合終盤に致命的なブレークを許した。
それでもナルディは、後がなくなった次の第12ゲームでブレークバックに成功し勝負をタイブレークに持ち込むと、タイブレークでは2度のミニブレークを奪い、初戦突破を果たした。
まさかのピンチを乗り越えたナルディは2回戦で第5シードのC・カラベリ(アルゼンチン)と対戦する。カラベリは1回戦で世界ランク130位のO・ヴィルタネン(フィンランド)を下しての勝ち上がり。
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