西岡良仁 惜敗で今季初4強逃す

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準々決勝で惜しくも敗れた西岡良仁
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は27日、シングルス準々決勝が行われ、予選勝者で世界ランク102位の西岡良仁はラッキールーザーで出場している同81位のA・ブキッチ(オーストラリア)に3-6, 6-3, 6-7 (5-7)のフルセットで敗れ、今季初のベスト4進出とはならなかった。

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今大会、西岡は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク146位のL・ブロディ(イギリス)、2回戦で同46位のM・ギロン(アメリカ)を逆転で下し、今季ツアー初の8強入りを決めた。

ブキッチとは今大会の予選決勝で顔を合わせており、そのときは西岡が7-6 (7-3), 6-4のストレートで勝利。今回は約4日ぶりの再戦となる。

準々決勝の第1セット、第2ゲームで0-40とされた西岡。1度は凌いだものの最後はダブルフォルトを犯しブレークを許す。その後のリターンゲームではブレークバックのチャンスを掴むことができず先行される。

それでも続く第2セット、第6ゲームで相手のミスを見逃さず西岡がブレークチャンスを掴むとブキッチのボールがネットにかかりブレークに成功。自身はファーストサービス時、セカンドサービス時に80パーセントを超える確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず、セットカウント1-1に追いつく。

迎えたファイナルセット、西岡は第4ゲームで3度、第8ゲームで1度ブレークポイントを握られるも全て凌ぐ。その後の第10ゲームではブキッチにマッチポイントとなるブレークポイントを握られるが、このピンチも乗り越えサービスキープ。

その後2ゲームは互いにラブゲームでキープしタイブレークに突入。ブキッチのダブルフォルトにより1ポイント目でミニブレークに成功した西岡は5-2と大きくリードする。しかし、ダブルフォルトを犯すなど5ポイント連取を許し、2時間7分で力尽きた。

勝利したブキッチは準決勝で第1シードのT・フリッツ(アメリカ)と予選勝者で世界ランク104位のシャン・ジュンチェン(中国)のどちらかと対戦する。

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