15連勝コリンズ 次戦サバレンカと大一番

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16強入りを決めたコリンズ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は28日、シングルス3回戦が行われ、第13シードのD・コリンズ(アメリカ)が世界ランク73位のJ・クリスティアン(ルーマニア)を3-6, 6-4,6-1の逆転で破り、マッチ15連勝を飾りベスト16進出を果たした。

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30歳で世界ランク15位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。

今季はラストシーズンとなっているが好調を維持しており、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)と今月のクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)で2週連続優勝を成し遂げた。

マッチ13連勝で迎えた今大会、初戦の2回戦でコリンズは予選勝者で世界ランク122位のO・ダニロヴィッチ(セルビア)をフルセットで破り3回戦へ駒を進めた。

この試合、第1セットを落としたコリンズだったが、第2セットはファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。クリスティアンにブレークポイントを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。

ファイナルセット、流れを掴んだコリンズは第2セット同様クリスティアンに1度もブレークを許すことないプレーを披露。リターンゲームで2度のブレークに成功し、2時間1分で鮮やかな逆転勝ちをおさめた。

15連勝を達成したコリンズは4回戦で第2シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは3回戦で世界ランク183位のR・モンゴメリー(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。

サバレンカは昨年大会の女王として出場。コリンズにとってはマッチ連勝記録の更新、サバレンカにとっては大会連覇に向けた大一番となる。

同日には第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)や第10シードのD・カサトキナ、第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)らが16強へ駒を進めた。


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(2024年4月29日12時25分)
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