西岡良仁「シード大きい」

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第27シードの西岡
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日に開幕し、男子シングルスでは第27シードとして西岡良仁が出場する。初戦が迫ったなか同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューで意気込みを語った。

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世界ランク33位の西岡は1回戦で同50位のJ・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。

【西岡良仁インタビュー】

Q. クレーシーズンに入ってからのテニスの調子、フィジカルとメンタル含めどんな状況か教えて下さい

昨年に比べるとテニスの状態も上がっていると思いますし、結果こそ出ていませんが戦っている相手のレベルが上がっているので、テニスがすごく悪い感覚で結果が出ていないという風に思っていないのが1つの救いです。ただ、なかなか点を取りたかったところで取れていないというのが現実としてはあります。全仏前に2大会に出る予定でしたけどスキップしてこの大会のみに挑んでいます。1回リフレッシュしてから入っている分、良い気持ちで試合をできると思っています。

Q.全豪に続き、グランドスラム2大会続けてシード入りです。シードで戦う難しさもあると思うのですが、その状況には慣れてきましたか?

シードがついたのは大きいのですが、相手が弱いわけではなく1回戦から強い相手と戦います。簡単に勝てる相手ではないと感じていますが、勝てるチャンスはある相手なので、シードに入ることの大きさは感じています。一戦一戦の重要性がかなり大きくなってきているのは再認識しているところです。

Q.クレー王者として君臨してきたナダル選手が今大会は不在です。かつ、来年で引退を表明しています。どのように受け止めていますか?

ナダル選手がずっと(試合に)出ているのは、僕もテレビで見ていましたし当たり前のように思っていました。けど、フェデラー選手が引退したようにどこかで引退(するタイミング)というものはくると思います。小さい頃、ナダル選手のようにフォアハンドを上に振り上げて打ちたいと思って同じようにやってみましたけど、腕を痛めて無理だと思いました(笑)。(ラケットの)ガットもナダル選手と同じものを使っていました。ナダル選手は小さい頃の目標であり、真似をしようと思っていた選手の1人だったので、そういった選手が引退を表明したことは悲しいところではあります。僕も何回も試合をさせてもらっていて、思い出としてはたくさん残っていますし、また来季戦えれば僕としては嬉しいです。

Q.チチパス選手に同じ質問をしたら、「1人レフティがいなくなるだけで、もう1人すごいレフティが日本にいる」と言っていました。

うれしいです。彼とは1回しか試合をしたことがなく、それも2年前の暮れだったと思います。今後ツアーに出続けていけば、また対戦すると思いますし、個人的にはハードコートで対戦したい選手の1人でもあります。僕が勝ち上がっていければどこかの大会で対戦すると思うので、楽しみではあります。

Q.1回戦の相手は、アメリカで勢いのあるウルフ選手です。どんな印象を持っていて、どんな試合になると思いますか?

ハードヒッターの選手なので、ガンガン打ってくると思います。特に僕とは何回も練習していて展開もわかっていると思うので、長いラリーはしてこないだろうと思います。フォアハンドから展開してどんどん打ってくるとは思いますが、クレーコートはそこまで得意ではないと思うので、落ち着いてラリー戦に持ち込んでいければ自分の方に(流れが)くるかと思います。



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(2023年5月29日13時48分)
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