テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク288位のA・グレイ(イギリス)を6-3, 7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り、2年連続2度目の3回戦進出を果たした。
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前週のロスシー・インターナショナル(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で2019年以来2度目の優勝を果たした世界14位のフリッツ。今大会の1回戦では同70位のL・ムセッティ(イタリア)を6-4, 6-4, 6-3のストレートで下して勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セット、第2ゲームでブレークに成功したフリッツ。自身のサービスゲームでは6度のブレークチャンスを与えるも全て凌ぎ、33分で先行する。
続く第2セット、フリッツは第4ゲームで先にブレークを許すもグレイのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークに成功。タイブレークにもつれ込むと最後はネット際のボールをダイブして拾い、セットカウント2-0とする。
続く第3セット、第1ゲームでいきなりブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。5ゲームを連取して2時間4分で勝利した。
試合後の会見でフリッツは「ワイルドカードと対戦するのは決して簡単なことではないと思う。彼(グレイ)は芝でのプレーが得意でとても厄介なんだ。少しナーバスになっていたかもしれないけど、僕は終始しっかりとしたプレーができたと思う」と語った。
また、第2セットのタイブレークで見せたネット際でのダイビングについては次のように触れた。
「あれは正気じゃなかったね。明らかに大きなポイントだった。彼は良いボレーをクロスコートに打った。よく分からないんだ。ただ、少し跳ね上がったけどダイブしたらラケットに当てることができるだろうと思った。それで、飛び込んで打つことができた。観客の歓声がポイントオーバーのように聞こえたけどね。本当に気持ちよかったよ」
勝利したフリッツは3回戦で世界ランク51位のA・モルカン(スロバキア)と対戦する。モルカンは2回戦で同65位のM・ギロン(アメリカ)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第21シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、世界ランク40位のN・キリオス(オーストラリア)、同69位のR・ガスケ(フランス)らが3回戦に駒を進めている。
Phenomenal performance by @Taylor_Fritz97 🇺🇸 who continues his winnig streak on grass advancing to round 3 @Wimbledon
— ITF (@ITFTennis) June 30, 2022
📹: Wimbledon | @usta #Wimbledon pic.twitter.com/0hMtPk7R15
>>フリッツがネット際のボールをダイブで拾う<<
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