フリッツ 3時間半の初戦制す

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テイラー・フリッツ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は23日、男子シングルス1回戦が行われ、第13シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク201位のS・ロドリゲス タベルナ(アルゼンチン)を7-6(7-2), 3-6, 6-3, 4-6, 6-4のフルセットで破り、4年連続4度目の初戦突破を決めた。

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3月の男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)決勝で今季20連勝中だったR・ナダル(スペイン)を破り、2年9ヶ月ぶりとなるツアー2勝目を飾った世界ランク14位のフリッツ。

この日は、第2ゲームから互いに3度のブレークを奪い合うとタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功したフリッツが第1セットを先行するも、第2セットでは第8ゲームにブレークを許し、1セットオールとされる。

第3セットでは、第4ゲームにブレークを奪うとゲームカウント3-1の時点で雨の影響により試合は一時中断。再開直後にブレークバックを許すが、その後2度目のブレークを奪って再び勝ち越す。

しかし第4セット、今度はロドリゲス タベルナに2度のブレークを許し、セットカウント2-2。

勝負のファイナルセット、序盤のブレークをフリッツが守りきり、3時間半を超える熱戦を制した。

試合後、男子プロテニス協会のATPはフリッツのコメントを公式サイトに掲載。次のように熱戦を振り返っている。

「あまり驚かなかったよ。彼(ロドリゲス タベルナ)が(予選で)3試合連続で勝ち、初のメインドローになったことも知っているし、明らかにベストなプレーをしていたからね。彼は本当に自信に満ちていて、失うものは何もないから、レベルが高くなることは予想していたし、試合はタフだったと思う」

勝利したフリッツは2回戦で世界ランク131位のB・ザパタ ミラリェス(スペイン)と対戦する。

また同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)や第10シードのC・ノリー(イギリス)、世界ランク36位のS・バエス(アルゼンチン)、同55位のF・クライノビッチ(セルビア)らが2回戦へ駒を進めている。



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(2022年5月24日10時32分)
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