ATPワールドツアー・ファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）で２年ぶり２度目の４強入りを果たしたことが記憶に新しい、世界ランク５位の錦織圭。

２０１７シーズンにさらなる高みを狙う錦織が、２０１５年から使用しているラケット「ウイルソン・BURN（バーン）」がこの度モデルチェンジをし、２４日より予約受付をスタートした。

＞錦織使用「BURN」最新モデル＜

今シーズンまで使用していたBURNは、２０１４年当時の錦織がさらに良い成績を残すために求めた、より早い試合展開でポイントを取りたいというリクエストから生まれ、スピン性能とスピード性能を向上するために開発された。

今回のモデルでは錦織がラケットに求めるパワーやフィーリングに加えて、身体への負担の軽減を実現するために、NASA（アメリカ航空宇宙局）公認 の素材である「カウンターヴェイル」を採用。
このことでプレーヤーの疲労を軽減し、スイングパワーを余すところなくボールに伝えて正確なコントロールを可能とした。

錦織はこの新しいBURNについて、「パワーだけではなく、身体への疲労感が少なくなったように感じた。振動が減って自分の身体への負担がなくなっているように思えたので毎セット、フレッシュな状態で臨めると思う。」

「最後の最後にギアを上げてプレーをすることができるので、すごい楽しみなラケットだと思います。」とコメントしている。

進化を遂げたBURNは、あらゆるプレーヤーに対応する全６機種が１２月より順次発売される予定で、１２月末に発売される錦織使用モデルの「BURN 95」は２４日より予約受付を開始している。