女子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は3日、シングルスの予選決勝が行われ、世界ランク144位の大坂なおみ(日本)が予選第4シードのK・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-7 (7-9), 6-4, 4-6と2時間55分の接戦の末に敗れ、本戦出場とはならなかった。
この試合の第1セット、両者1度のブレークからタイブレークに突入。どちらも譲らない接戦を繰り広げる中、大坂はボンダレンコにポイント連取を許し、このセットを落とす。第2セットでは、3度のブレークチャンスを全て活かしてセットカウント1-1と振り出しに戻す。
しかし、第3セットでファーストサービスの確率を34パーセントまで落とした大坂は、ボンダレンコに3度のブレークを許し2時間55分に及んだ接戦に幕を下ろした。
現在18歳の大坂は、ハイチ出身の父親と日本人の母親とのハーフで、恵まれた体格から「和製セリーナ」との声も高く、身長180センチを活かした高速サービスが持ち味でその速さは時速200キロまで及ぶ。
2015年はタイトル獲得とはならなかったものの、ダンロップ・ワールド・チャレンジ女子でベスト4進出を果たし、その後の世界ランキングでは自己最高位の143位を記録した。
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