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名前:ノヴァーク・ジョコビッチ→選手名鑑
生年月日:1987年5月22日
出身地:セルビア、ベオグラード
身長:187センチ/体重:80キロ
利き手:右利き(オールラウンダー)
プロ転向:2003年
自己最高ランキング:3位
生涯シングルス戦績:105勝44敗
生涯シングルスタイトル数:6
生涯ダブルス戦績:10勝22敗
生涯ダブルスタイトル数:0
獲得賞金:3,226,950ドル
四大大会成績:全豪オープンベスト16(2007年)、全仏オープンベスト4(2007年)、ウィンブルドンベスト4(2007年)、USオープン3回戦(2005年、2006年)
※2006年8月27日現在

ノヴァーク・ジョコビッチの足跡

ノヴァーク・ジョコビッチ
当時では珍しい奇抜なファッション
が目を引いた

4歳で初めてラケットを握ったアガシは、35歳になった今、遂にそのキャリアに終止符を打とうとしている。1986年にプロ転向し、20年にも及んだ現役生活は、常にトップでいたわけではなかった。

名コーチとして知られるニック・ボロテリーに見出された彼は、身長180cmと言う決して大柄ではない身体ながら、その並外れたストローク力でメキメキと頭角を現していった。デビュー当時「サーブより早いリターンをする選手がいる」と言われた彼は、その才能を遺憾なく発揮し、デビュー翌年の1987年に早くもツアー初優勝を上げ、1988年には6勝を上げるなど一気にトッププレーヤーの仲間入りを果たした。

テニスは元来、高貴なスポーツとしてマナーや服装などが厳しかったが、アガシは、髪を伸ばしラフな服装でプレーをし、異端児的扱いされながらも、テニス界に新風を吹き込んでいった。今から考えれば、現在のファッショナブルな服装や自由な髪型を流行らせた先駆者だったのかもしれない。

1990年全仏オープン準優勝、1990年、1991年USオープン準優勝と、あと一歩のところでグランドスラム制覇を果たせずにいたが、1992年にウィンブルドンで念願のグランドスラム初制覇を果たすと、トップ選手としての地位を不動のものにしていった。飛ぶ鳥を落とす勢いのアガシだったが、とてつもないスランプに突如襲われることとなる。

ノヴァーク・ジョコビッチ
1999年全仏オープンで生涯グランドスラム
を達成した。

1997年に入ると、それまでとはうって変わってツアー優勝はおろか、満足に試合にも勝てない状況に陥ってしまう。世界ランキングは下がり、定位置となっていたトップ10から100位圏外まで一気に落ちていくこととなる。 「アガシの時代は終わった」と心ない批判が大勢をしめて行くなか、アガシだけは自身の復活を信じていた。復活をかけたアガシは、新たにコーチにブラッド・ギルバートを招き、プライドを捨てチャレンジャー大会の転戦するという荒治療を決行することになる。

そしてアガシは地の底から這い上がってきた。

翌1998年には再びツアー5勝を上げるまで復活し、1999年の全仏オープン決勝でA・メドベデフを2セットダウンから大逆転で破ると、1969年のR・レーバー以来30年ぶり、史上5人目の四大大会完全制覇を達成したのだ。また全豪オープンでは通算4度の優勝を誇り、最も相性の良い大会として、2003年にも優勝を成し遂げている。 今日人々がアガシを愛してやまないのは、アガシという選手が天国と地獄の両方を必死で生き抜いてきた1人の人間であるということに他ならない。

ノヴァーク・ジョコビッチ
惜しくも準優勝に終わった2005年
USオープン

しかし、そんなアガシも歳には勝てない。30台に入ると、徐々に身体の無理が利かなくなり、腰の持病を悪化させるなど満足にツアーを転戦することが出来なくなってしまう。2005年8月、メルセデスベンツ・カップでキャリア60勝目をマークするという金字塔をうちたて、USオープンでも決勝進出を果たすなど大活躍を見せたアガシだったが、それは痛み止めの注射を限界まで打ち続け、自身の身体を酷使することでなしえたものでもあった。今年6月、自身最後のウィンブルドンでR・ナダルの前に完敗を喫したアガシ。颯爽とリターンエースを奪うかつてのアガシの姿はもうそこにはなかった。

波乱万丈の人生を送ってきたアガシが、そのテニス人生の最後の舞台に選んだのはUSオープンだった。最後のグランドスラム大会で、アガシはどんなプレーを見せてくれるのだろう。アガシ最後の戦いが始まる。

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